タイガー・ウッズがゴルフ界にもたらしたもの

「タイガー・ウッズの登場で、それまでのゴルフのイメージがガラリと変わったのは間違いないでしょう」

そう語るのはゴルフトーナメントプロデューサーやゴルフキャスターとして活動する戸張捷氏だ。

全米アマチュア選手権3連覇を達成したスタンフォード大学時代(94 ~ 96年)のウッズ。表情にはまだあどけなさが残る
全米アマチュア選手権3連覇を達成したスタンフォード大学時代(94 ~ 96年)のウッズ。表情にはまだあどけなさが残る 【拡大】

「“ビッグ3”といわれたジャック・ニクラス、アーノルド・パーマー、ゲーリー・プレーヤーの登場、セベ・バレステロスら欧州選手の台頭など、その時代によってエポックメーキングがいましたが、ウッズの登場はそれ以上にセンセーショナルでした」

それは高校時代に全米ジュニアを3連覇し、大学時代も全米アマ3連覇を達成して、プロでも間違いなく成功すると注目されていたことに始まる。

97年11月にエキシビションで行われたタイガー・ウッズインビテーショナルで初来日。大物ゲストが多数参加した。左から丸山茂樹、マーク・オメーラ、ニック・プライス、ウッズ
97年11月にエキシビションで行われたタイガー・ウッズインビテーショナルで初来日。大物ゲストが多数参加した。左から丸山茂樹、マーク・オメーラ、ニック・プライス、ウッズ 【拡大】

「大学がウッズの争奪戦を始めたことがニュースになるくらいでしたが、それよりもゴルフ界に強烈な印象を与えたのは、プロ転向後の翌年のマスターズ優勝で見せたプレーの内容です。15番パー5で、セカンドをショートアイアンで打つとか、池を越えた左端に立っているグリーン上のピンを9番アイアンやウェッジで狙う。今までの常識を覆すゴルフを展開したことで、“アスリートゴルフ”という言葉が生まれました。米国では、黒人がマスターズに史上初めて勝ったということもセンセーショナルにとらえられました」

98年11月のカシオワールドオープン(当時は鹿児島県・いぶすきGC)で日本ツアー初出場したときのひとコマ。休憩中にお菓子を食べながら談笑するウッズ。結果は15位タイに終わった
98年11月のカシオワールドオープン(当時は鹿児島県・いぶすきGC)で日本ツアー初出場したときのひとコマ。休憩中にお菓子を食べながら談笑するウッズ。結果は15位タイに終わった 【拡大】

だが、戸張氏はウッズに魅了されるのは、外から見えるものだけではないという。

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