今年のZOZOチャンピオンシップ、タイガー・ウッズの得意コースで開催

今年の会場シャーウッドCCは、タイガー・ウッズがホストを務める大会で5回優勝した得意コースだ 写真・Getty Images
今年の会場シャーウッドCCは、タイガー・ウッズがホストを務める大会で5回優勝した得意コースだ 写真・Getty Images 【拡大】
 昨年、日本で初めての米PGAツアー開催と話題になったZOZOチャンピオンシップが、今年は新型コロナウイルス感染対策のため、米国カリフォルニア州のシャーウッドCCで実施されることになった。

 今秋、米PGAツアーはアジアスイングとして韓国のCJカップ、日本のZOZOチャンピオンシップ、中国のWGC-HSBCチャンピオンズの3大会を開催する予定だったが、各スポンサー企業と交渉を重ねた結果、CJカップとZOZOチャンピオンシップは米国での開催、HSBCは「中国以外での開催はできない」と中止を選択した。CJグループは、昨今は世界のエンターテインメントビジネスに進出し、多くの韓国人選手のスポンサーを務めているため、米国開催には積極的だった。しかし、ZOZOチャンピオンシップについては、日本中のゴルフファンが、タイガー・ウッズがディフェンディングチャンピオンとして来日することを切望していた。ツアーの国際担当エグゼクティブバイスプレジデントのタイ・ボトー氏は、

「とても難しい決断をしてもらい、本当に感謝している」

 と話した。

 とはいえZOZOチャンピオンシップはJGTOとの共催であることは今年も変わらない。出場は昨年と同じ78人で、うち60人が米PGAツアーのフェデックスカップポイント上位、JGTOからは8人が資格を得る。

 昨年は直前のJGTOの賞金ランキングで決まったが、今年はフジサンケイクラシックに優勝した星野陸也と、今年のJGTOメンバーで9月21日現在の世界ランキング上位7人(有資格者を除く)が得ることになった。64位の今平周吾、115位の石川遼らが該当することになる。

 さらに推薦枠は米PGAツアーから6人、JGTOから3人、規制なく一人、となっている。

 昨年は多くのトップランカーが来日し大会を盛り上げたが、今年も3週後にマスターズを控えることから、トップ選手らが前哨戦として参戦することが予想される。

 ディフェンディングチャンピオンのウッズにとっては、開催コースのシャーウッドCCは自身が主催するワールドチャレンジをかつて開催しており、しかも5回優勝している相性のいいコースだ。

 また、世界ランキング1位のダスティン・ジョンソンは、フィアンセの父、ウェイン・グレツキー氏のホームコースであることからたびたび訪れているし、ロサンゼルス出身のコリン・モリカワや、マシュー・ウルフらにとってもなじみがある土地だけに、高いモチベーションで挑むはずだ。

 スタンドを建てない無観客試合。勝負の行方とともにジャック・ニクラス設計の名門コースの美しさも楽しみたい。

文・武川玲子
※週刊パーゴルフ(2020年10月13日号)掲載


武川玲子(たけかわ・れいこ)
大阪府出身。米国・ロサンゼルスを拠点に、米PGA、LPGAツアーを精力的に取材している。 2011年、LPGAグローバルメディア賞を受賞。世界ゴルフ殿堂の選考委員も務める。

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