“賞金ランクトップ2ペア”で4ポイント獲得も… 渋野日向子は相棒に感謝しきり「愛さん様様でした」

鈴木愛(右)とハイタッチする渋野日向子 Hitachi 3Tours Championship(2019) 写真・村上航
鈴木愛(右)とハイタッチする渋野日向子 Hitachi 3Tours Championship(2019) 写真・村上航 【拡大】
<Hitachi 3Tours Championship◇15日◇グリッサンドゴルフクラブ(千葉県)>

国内の男子(JGTO)、女子(LPGA)、シニア(PGA)の3ツアーによる対抗戦に初出場した渋野日向子。この日は「憧れ」の鈴木愛とのペアで、前年覇者のシニア、最多7度の優勝を誇る男子ツアーと戦い、女子ツアーの4年ぶり5度目の優勝に貢献した。しかしラウンド後には、「ショットがボロボロ」とプレーに納得の表情を浮かべることはなく、「難しいアプローチをいい所に寄せてくれたり、私は何もできなくて足を引っ張ってしまった……。愛さん様様でした」と、相棒に感謝しきりといった様子だった。

ペアで良かった方のスコアを採用するベストボール方式で行われた1stステージでは鈴木が4バーディ、渋野が2バーディで6アンダーとした2人。力を合わせ、お互いをカバーしながら、バーディを奪うと笑顔でグータッチするなどナイスコンビネーションをみせ、チームに1.5ポイントをもたらした。

1つの球を交互に打つオルタネート方式の2ndステージでも、石川遼&今平周吾組、谷口徹&倉本昌弘組を相手にトップタイとなり2.5ポイントを稼いだが、随所で出たミスを渋野は悔やんだ。

例えば6番パー5では、渋野が打ったセカンドショットが大きく右に出て、ロープ外のラフへ。これを鈴木が崖下からグリーンに乗せてかろうじてパーを拾ったものの、大きなピンチをまねいた。さらに400ヤードの9番パー4では、スプーンで放ったティショットが池にポチャリ。「刻んで池は情けない」と話した場面でも、鈴木がグリーン奥のラフまで運ぶと、それを渋野がアプローチで20cmまで寄せてナイスボギーとしたが、本人としては最後まで晴れやかな気持ちにはなれなかったようだ。

2週間前まで賞金女王を争ったライバルとのチーム結成は、渋野自身も「みんなが期待していたと思う」と感じる超目玉組となった。そこで口をつくのは「入って欲しいと祈っていたパットも全部決めてくれた。ありがたかったし、勉強になりました」という感謝の言葉が大半。各ツアーからわずか6人しか出られない舞台は、「いつか出られれば」と思い描いていた場所だっただけに、「来年また帰ってきて、自分が活躍できるように成長したい」という気持ちを強くした。

一方の鈴木は、「助けたり、助けられたり、いいラウンドでした。2人ですごく考えた結果、うまくいきました。(今季)たくさん回ったから、お互いの持ち味を引き出せた」とチームワークの勝利を強調。前半、後半ともにシニアと並ぶトップタイで終えられ、優勝できたことに満足そうな表情を浮かべた。しっかりとチームポイント(12ポイント)の3分の1を稼いだ2人だが、渋野は最後まで「本当にプレッシャーに弱いですね」など反省の言葉を口にした。(文・間宮輝憲)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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