田中瑞希、先輩プロの助言をスポンジのごとく吸収中!?

黄金世代の田中瑞希が先輩の助言で覚醒か!?
黄金世代の田中瑞希が先輩の助言で覚醒か!?
今年の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯もまた黄金世代が元気だ。予選を通過した黄金世代10名のうち、3日目終了時点でトップ10には畑岡奈紗(首位)、吉本ひかる(2位)、田中瑞希(4位タイ)、河本結(7位タイ)が名を連ねる。

畑岡は米ツアーで3勝し、日本人選手のトップをひた走る存在。吉本は優勝こそないが今シーズンたびたび優勝争いに絡んでいる。河本は3月にうれしいツアー初優勝を挙げた。これまであまり目立ったなかった田中が初日11位タイ、2日目4位タイ、3日目の今日も4位タイとメジャー大会の上位に食い込んだ。いったい何が起きているのか、本人を直撃した。

「今日キャディさんと残り4ホールの時点で『明日戦える位置にいたいね』って話をしていて、『もう残りホールないから(バーディを)獲っていけ』っていわれたんです。そしたらポン、ポン、ポンと3つバーディが穫れました」

今日は田中が一番課題としていたアプローチが冴えた。というのも、心強い先輩プロの教えがあったからだ。まずは同郷・熊本出身の永野竜太郎。meijiカップの開催週に地元へ戻った田中は、永野にアプローチに関してアドバイスをもらったという。

「打ち方もですけど、練習が足りないっていわれました。『やればできるんだから、もうちょっと突き詰めてやればできるし、もっと簡単に普通にゴルフできるよ』ってアドバイスをいただいて。散々ダメ出しされましたけど、やっぱり足りないんだなって……。ちょっとショックでしたけど、そこからめっちゃアプローチの練習をしたんです」

これまで田中のアプローチはピッチ&ラン一辺倒だった。しかし、永野アドバイスもあり、これまでまったく打ってこなかったロブショットの習得に取り組んだ。まずはロブショットで自分のリズムとイメージををつくり、傾斜やラフなどいろいろな状況からどう寄せるかをみっちり練習した。

そしてもうひとり、助言をくれたのは同じ舞台で戦うツアー7勝のショットメーカー・佐伯三貴。ここ最近、山路晶、菅沼奈々とともに、練習ラウンド時に佐伯から指導を受けているという。

「キャディさんの紹介で三貴さんに教えていただくようになって。LINEで質問するとすぐに返事を返してくださるし、スイング動画を送って見ていただいたりとか。先輩なのにこんなペーペーに教えてくれるんだって最初は驚きました。でも、ホントに心強いです」

20歳の柔軟な頭は、永野、佐伯というよき先輩の助言をスポンジのごとく吸収してきた。それがようやく実を結び始めたのだ。最終日の明日は、最終組のひとつ前の組で、三ヶ島かな、金澤志奈と同組でラウンドする。メジャー大会の最終日を好位置で迎えるということにプレッシャーに感じるのでは? と思ったが、

「最終日が楽しみです。ワクワクしかないですね」

とノンプレッシャーの様子で、目をキラキラと輝かせていた。第2回リランキングを間近に控えた田中がチャンスを物にすることができるのか……楽しみだ。

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