小祝さくらの強さは鈍感力

サマンサタバサガールズコレクション・レディーストーナメント(7/19~21)で初優勝を遂げた小祝さくら。初優勝前週までも今季開幕からトップ10が6回、本格的にツアー参戦となった昨季はトップ10が13回と、いつ優勝してもおかしくない活躍ぶりだった。

昨季は勝みなみや新垣比菜らが初優勝を遂げ、今季も河本結、原英莉花らに初優勝を先んじられていた小祝。見ているファンはさぞかし焦れていたに違いない。だが、本人はそんなことは一切気にしていなかった。そこに小祝の強さがある。

コーチの辻村明志はいう。「小祝は天然ぶりに話題が集まりがちですが、彼女の特長は、天然というより鈍感力なんです。ゴルフにおいても、その鈍感力がいい案配で作用していると思います。よく小祝と話すんですよ。“細かいことを気にする奴は細かい金しか入ってこないよな”って。ゴルフはミスのスポーツです。ピリピリしすぎていたらダメなんです」

確かに、ミスをするたびに悩んでいたら、その先のパフォーマンスに悪影響を与える。鈍感力があればストレスにならない。あるがままを受け入れ、先を見るのが鈍感力。

そういえば小祝の天然ぶりを周りの人に聞くと、「う~ん、どういったらいいんだろう」と考えながら、「思い込んだら、それ。勘違いをしていても、それを真顔でいえる」。そんな感じかな、といっていた。それこそ鈍感力ではないだろうか。

鈍感力がある人は、数多くある情報の中から自分に必要な情報だけを取り込む能力に長けているという。まさに天然といわれる小祝そのものじゃないだろうか。自分に関係ない情報は勘違いしていようと知らなかろうと、構わないのだ。マイナスな情報は切り捨て、プラスになる情報を取り込むポジティブシンキングだ。

ドライバーショットをミスして、そのミスを引きずりダボやトリプルといった大叩きを繰り返している人は、小祝を見習って鈍感力に目を向けてみてはいかがだろうか?

ミスショットをして同伴プレーヤーに笑われてみたらいいじゃないか。

バカになってみよう。アントニオ猪木も著書でいっていた。「バカになれ、バカになった自分を笑えるぐらいバカになれ」と。

日本人は周りの目を気にするといわれるが、疎外されたくない気持ちが働いて周りを気にしすぎてしまうのだ。鈍感力を身につけるには、必要以上に怖がらないことが大事だという。

ゴルフにおいても状況を怖がりすぎないこと。謙虚に自分ができることを見つめる。それが大事なのではないだろうか。

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