【ゴルフノチカラ】 18歳でプロ転向して米ツアー転戦中!山口すず夏

出場優先順位を上げてフル出場を目指す。

まずは米LPGAツアーの予選会だ。しかし昨年からは米ツアーのシステムが大きく変わり、これまでの5日間大会から8日間(4日間の2週間)と、より厳しいものとなったが、山口にとってはチャンスとなった。

「8日間と聞いたときはびっくりしましたけど、間にちゃんと日にちが空いていて、まあ体力的には問題なかった」と、実にあっけらかん。迷うことなく挑戦を決めた。

果たして山口は8日間を戦い抜いて36位。45位までが得る出場権を獲得した。

ルーキーとして晴れて米ツアーメンバーになったが、現実は厳しい。プロデビュー戦となったISPSハンダ・ヴィックオープン(2月7~10日、オーストラリア)では22位タイ、初の賞金1万1000ドル余りを獲得した。しかし、実際は最終日の上がりをボギー、ダブルボギーで落としたから、もったいない終わり方だった。

「なんかヘボばっかり。最終ホールとか、いいところからバンカーに入れてしまった。あれがプロのデビュー戦……。だけど今後の経験に生きているはず……」

そう唇を硬く結んだが、プロになったからにはこの一打が今後を大きく左右してしまう。
米ツアーデビューを果たした後、着実に結果を残している山口
米ツアーデビューを果たした後、着実に結果を残している山口 【拡大】
その後2試合に出場したものの、同ツアーの規定では推薦で出場した試合で予選落ちのない大会は、たとえ賞金を獲得してもオフィシャルマネーにはカウントされない。ホンダLPGAタイランド(2月21~24日、タイ)は60位タイに入ったが、そこで稼いだ4000ドル余りは公式には加算されなかった。このわずかの差が大きく運命を左右することもある。

今後の目標は、まずは“プライオリティ・リスト”(出場優先順位)を上げて、試合にフル出場できるようにすること。

順位が改正されるいわゆる“リシャッフル”が行われるのは、5月末のピュアシルク選手権(5月23~26日)を終えた時点。現在は予選会突破の優先順位14番目のカテゴリーだが、獲得した賞金で、もし今季の80位以内に入ると8番目に昇格も可能だし、予選会を突破した選手の順位“リシャッフル”では13番目のカテゴリーで獲得賞金に応じて順位が入れ替わる。つまり出場した試合のチャンスを最大限に生かして賞金を得ることが、この上なく大事なのだ。

「来週の月曜日のマンデーで起亜クラシックの本戦出場を得て、そしてそこで成績を上げれば翌週のメジャー、ANAインスピレーションに出られるんです。ANA、出たいなぁ……」

結果は1打及ばなかった。2アンダーの二人が本戦へ進み、山口は1アンダー、終盤の7番でボギーにしてしまったのが要因だった。その結果、ANAインスピレーションへの出場も果たせなかった。

起亜クラシックに出られずANAインスピレーションも断念、そうなると大きくスケジュールの変更が求められる。そのすべてを管理するのは父・裕之さん(58歳)だ。

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