キャディバッグにドライバー2本! ジャンボ尾崎のエースドライバーは?

試合中でも2本のドライバーを使い分けるジャンボ尾崎
試合中でも2本のドライバーを使い分けるジャンボ尾崎 【拡大】
プロ生活50年目を迎えた72歳のジャンボこと、尾崎将司。今季初戦の東建ホームメイトカップは、第2ラウンドの途中、腰痛のため棄権となったが、2戦目の中日クラウンズは36ホール完走し、通算16オーバー、100位タイで終えた。今季を「ラストイヤー」と位置づけて、オフは毎日200回以上の素振りを行うなど、これまで取り組んだことのないトレーニングで”振る力”をつけた。飽くなき向上心は、道具へのこだわりも強い。試合中でもエースドライバー探しをするジャンボの36ホールを見届けた。

ジャンボのキャディバッグをのぞくとドライバーが2本入っている。ここ数年、試合中でも2本入れて戦うことは珍しくない。モデルの違うヘッドや同じヘッドでロフトやシャフトが違うモノを入れて、よりよいモノを探している。東建ホームメイトカップでは、キャロウェイの<エピックフラッシュ>のロフト角9度と10・5度の2本だったが、中日クラウンズでは、<エピックフラッシュ>の10・5度とピンの<G410 プラス>(ロフト9度)の2本を入れた。どうやって使い分けるのか興味深く観察した。

第1ラウンドは、<G410>でティオフすると3ホール連続で使用。5番から<エピックフラッシュ>に変えると10番まで(パー3を除く)5ホール連続で使用した。10番(パー4)で右に曲げたからか、11番(12番は3番ウッドを使用)と14番で<G410>に握り変えた。そこからは交互に15番<エピックフラッシュ>、16番<G410>、18番<エピックフラッシュ>を選んだ。「後半は体が止まって思うように振れない」といいながらも最終18番は、「最後の力を振り絞った」と、きれいなアーチを描いてフェアウェイをとらえた。

そして第2ラウンドは、<エピックフラッシュ>でティオフ。5番まで(パー3を除く)4ホール連続で使用。2番から3ホール連続でフェアウェイをキープしたが、6番で<G410>にシフト。しかし、左のフェアウェイバンカーに入れてボギーの引き金となると、8番から3ホール連続で<エピックフラッシュ>。前日同様、10番で右に曲げると11番で<G410>にチェンジ。13番(パー3)でティショットを80センチにつけて気持ちよくバーディを取ると、444ヤードと距離のある14番では<エピックフラッシュ>を選択。15番では<G410>、16番は3番ウッド、18番は前日に続いて<エピックフラッシュ>で締めくくった。

第1ラウンドは13回ドライバーを握り、<エピックフラッシュ>が7回、<G410>が6回とほぼ半々だったが、第2ラウンドは12回中、<エピックフラッシュ>が9回、<G410>が3回と差が開いた。それぞれの打球や使用用途から考えると飛距離の<エピックフラッシュ>、安定性の<G410>という棲み分けが成り立ちそうだ。

「練習量が豊富じゃないんだよ。まだテストしている」と、この2日間の結果から次戦以降も何かしらの変化を加えることが考えられる。マスターズ帰りの20歳の金谷拓実(東北福祉大3年)と2日間同組で回り、30ヤード以上オーバードライブされたホールもあった。「(金谷は)思った以上に飛ぶ。俺もあと15から20ヤードは飛距離を伸ばしたい」と飛距離アップを課題に挙げた。プロ50年になってもジャンボの”追求”は終わらない。

関連記事一覧

ツアー最新記事一覧

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

ツアー・トーナメント

フォトギャラリー

トーナメントプロ公式サイト・ブログ