獣道を走り込んで安定感がアップしたエイミー・コガ

女子ツアー開幕戦、ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントの予選2日間を見て、ショットの安定感が増し、ゴルフが粘り強くなったと思わせる選手がいた。

エイミー・コガだ。

カタカナ名前は米国ハワイ州出身だから。エイミーの父は日本人、母は韓国系米国人。ハワイ大学在学中の学生プロだ。日本ツアーは2016年に4戦出場し、18年は24試合に出場。今シーズンは、QTランキング20位の出場資格でフル参戦だ。

ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントでは2日目を終了した時点で、初日71・2日目72のトータル1アンダー。12位タイの成績で決勝に進んだ。

沖縄独特の突風が吹いても、ブレないスイングでターゲットをとらえていたエイミー。初日は8メートル強の風が吹き続けていたが、ティショットでフェアウェイを外したのは1回のみ。昨シーズンのパーオン率が69パーセントで、予選ラウンド2日間のパーオン率が75パーセントだったことからも安定感の向上はうかがえる。

オフの間に何をやったのか聞いてみると、「獣道を走り込みました」と答えが返ってきた。

え? 獣道?

父の実家がある長崎県佐世保市の白岳で走り込んだのだという。山道を頂上まで歩いて登山。途中まで下りてきたらいったん休んで、次はそこから頂上まで走り上がる。そして歩いて途中まで下り、また頂上まで走り上がる。その繰り返しをひたすら行ったのだという。その山道は急勾配の獣道だったというから、かなり足腰が鍛えられたに違いない。

「毎日筋肉痛で、笑うことすらできないほどでした」と、エイミー。

スイングは重心がほどよく下がったブレない下半身が大事だといわれるが、原始的な走り込みで下半身を鍛えた結果が試合で出たということ。

強い下半身があれば軸ブレを防いで、効率よくボールにパワーを伝えることができる。その場で効率よく回転し、縦に体重移動が使えるようになるからだ。

さて、飛距離不足やショットの安定感で悩みを抱えているあなた。エイミーを見習って今日から走ってみませんか。いきなり走るのが難しいなら、最初は5メートルを走る。次の日に10メートル。その次の日は15メートル、と5メートルずつ走る距離を増やしていく。そうすればいつの間にか普通に走ることができるようになっている、と青山学院大学陸上競技部の原晋監督が言っていましたよ。

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