横峯さくらと上原彩子がそろってシード権獲得、二人の挑戦はまだまだ続く!

今季は、トレーニングで飛距離が伸びたという横峯さくら(左)と、パットに苦しんだ上原彩子。来季も米LPGAツアーでプレーする 写真・鈴木祥
今季は、トレーニングで飛距離が伸びたという横峯さくら(左)と、パットに苦しんだ上原彩子。来季も米LPGAツアーでプレーする 写真・鈴木祥 【拡大】
米LPGAツアーの2018年シーズンが終了した。畑岡奈紗が初優勝を含むツアー2勝を挙げる大活躍を見せた一方で、今やベテランとなった横峯さくら、上原彩子の二人も無事に来季のフルシード権を獲得した。

「今年の始まりを考えると100点」

と、4年目のツアーを賞金ランキング71位で終えた横峯。シード落ちした昨季は最終予選会に出場、45位で限定的な出場権しか得られなかった。

「本当に、あの1日に助けられた」

というのは、今季3試合目となった6月のショップライトLPGAクラシック。最終日に面白いようにパットが決まり61をマーク、2位に食い込んだ。

「当時左に行ってしまうと悩んでいたショットも、あの日だけは本当に真っすぐ行った」

この1試合で賞金ランキングの順位を大きく上げ、シーズン後半はほぼ出場できることとなった。その後は再びショットに悩んだが、

「最終戦まで出られたし、最後はショットについて、ヒントを少しつかみかけたので、オフにはこれをしっかりやっていきたい」

試合に出られない時期、トレーニングに力を入れた。

「もともと、体を大きくしたくていろいろ試したけど、シーズン中には元に戻ってしまって……。今年は自分に合うプロテインが見つかったことが大きかったです。昨年までのドライバーの距離が、今年は3番ウッドでした」

トレーニングで最も効果的だったのが自宅でのトランポリンだ。横峯はテキサス州ダラスに米国での拠点を構えるが、

「天井が高いんです。トランポリンのおかげで、すごくバランスがよくなりました。後半は連戦でトレーニングが全然足りなくてバランスが崩れていると思う。オフはしっかりと立て直して、また来年戦えるのが楽しみです」

賞金ランキングでは横峯より上位の63位ながら、上原は浮かない表情で最終戦を終えた。

「なんせ終わりがよくないので、いいイメージがまったくありません」

昨年から新しいスイングコーチと組み飛距離もアップ、前半は好調で、4月にはメジャーのANAインスピレーションで最終日に一時首位に立ち大いに沸かせた。8位に終わったが、昨年のエビアン選手権に続いてのメジャーでのトップテン入り。しかし、シーズン後半はグリーン上で苦しんだ。

「チャンスについてもパットが決めきれませんでした。いい部分もあったけど安定しなかったし……。でも、まだまだやれると思っているので、オフはトレーニングにしっかり取り組んで、全体的にレベルアップしたい」

と、モチベーションは衰え知らずだ。

12月に横峯は33歳、上原は35歳を迎えるが、まだまだ夢を追う日々は続きそうだ。

文・武川玲子
※週刊パーゴルフ(2018年12月18日号)掲載


武川玲子(たけかわ・れいこ)
大阪府出身。米国・ロサンゼルスを拠点に、米PGA、LPGAツアーを精力的に取材している。2011年にはその綿密な取材活動をたたえられ、LPGAグローバルメディア賞を受賞している。

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