太平洋マスターズのボランティアパーティで感じたこと

ボランティアパーティで軽妙なトークを披露するチーム芹澤の面々。芹澤はこのパーティは皆勤賞だという
ボランティアパーティで軽妙なトークを披露するチーム芹澤の面々。芹澤はこのパーティは皆勤賞だという 【拡大】
11月8日~11日まで開催された男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」。国内屈指の規模を誇る試合だが、この試合が今ではどのトーナメントでも採用されているボランティアスタッフによる運営システムをいち早く導入していたことをご存知だろうか?

その歴史は1986年の14回大会からスタート、有志32名がボランティアとして大会をサポートした。そして今年の46回大会はのべ1500名以上のボランティアの皆さんが大会の運営に参加しているという。

大会初日の8日の夜にはクラブハウスで250名以上が参加したボランティアパーティが行われた。ツアーの取材に携わり、5年以上がたつが恥ずかしながらこうしたパーティが模様されているとはまったく知らなかった。試合により開催日はまちまちで、秋の大会は出場人数も限られるため、こうした大会初日に行われるのだという。

このパーティには額賀辰徳などこの日に好スタートを切ったものや、巧みな話術を持つベテランたち、芹澤信雄、藤田寛之、宮本勝昌、深堀圭一郎らが参加。芹澤は今年はケガでこの大会に出場できなかったが、このパーティには10年以上連続で出席。ボランティアの皆さんからのサインや記念写真の要望に応えていた。

歴史のある大会、また多数のプロが出席するとあってボランティアの皆さんの中でもこの大会は人気だという。17年、この大会でボランティアをしている半藤佳巳戸(はんどう・かなこ)さんは「みんなこのパーティを楽しみにしていますよ」と、この会が長年ボランティアを続ける一助になっているという。ボランティアを10回以上経験し、この大会は今年が初めてだという庄司茂(しょうじ・しげる)さんも「この大会はボランティアの間でも人気なんです。応募もかなり来るらしいですよ」と教えてくれた。

ゴルフは屋外スポーツ、天候との闘いもある。今年は好天で競技が1日短縮されたが、雨の中コースに立ち続けるボランティアの皆様には本当に頭が下がる。プロたちも、日ごろの感謝こめてこのパーティに参加しているのだろう。

パーティに出て1つ気になったのは、高齢の方が多さ。やはり会社などを退職された時間にも金銭的にも余裕のある方が多い印象。大会側としては「地元の祭りの1つとして、若い方にも参加してもらいたいと考えている」(服部宏トーナメントディレクター)と新たなボランティア層の獲得にも努めているそう。団塊の世代のゴルファーがゴルフを辞めた時がゴルフ界の危機だが、トーナメントの運営にもその波が来ているとは。若い世代にゴルフやってもらうにはどうしたらいいのか、業界で団結して取り組まねばならないなと感じた秋だった。

ツアー最新記事一覧

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

ツアー・トーナメント

フォトギャラリー

トーナメントプロ公式サイト・ブログ