3日目中止後の最終日はビッグスコアでの逆転が多い

荒天によるコースコンディション不良で3日目の中止が決定。HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP(2018)( 3日目) 写真・村上航
荒天によるコースコンディション不良で3日目の中止が決定。HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP(2018)( 3日目) 写真・村上航 【拡大】
<HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 3日目◇3日◇PGMゴルフリゾート沖縄(7,270ヤード・パー72)>

日本男子ツアー「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」の3日目は、朝から強い雨、風により1時間遅れで第3ラウンドをスタート。しかし、降り続く雨でフェアウェイには水がたまり、開始から36分で中断。そのまま荒天によるコースコンディション不良で、この日の中止が決定し、54ホールの短縮競技となった。南アフリカのショーン・ノリスが通算11アンダーで2位に2打差をつけて単独首位に立っているが、最終日を前に休みを挟んだ短期決戦の傾向を探ってみた。

大会の3日目が中止になったのは2013年のブリヂストンオープン以来のことで、資料の残る1978年以降では過去に24回ある。詳細な資料が残る1985年以降では21回。その内、首位、または首位タイからスタートした選手が優勝したのは11回。後続の逆転優勝は10回とどちらが有利とは言えない。首位が2打差以上のリードで優勝したのは7回中3回と半分以下の確率だった。

逆転優勝者には、ある共通点があった。1990年のフジサンケイクラシックで優勝した尾崎将司は、首位と8打差の28位タイから出て、64(7アンダー)をマーク。02年のカシオワールドオープンで優勝したデービット・スメイルは首位と4打差の3位タイから出て、64(8アンダー)。11年のダンロップフェニックスで優勝した武藤俊憲は首位と4打差の3位タイから出て63(8アンダー)と、ビッグスコアが多い。96年のVISA太平洋マスターズで優勝したリー・ウェストウッドの68(4アンダー)が最低で、軒並み5アンダー以上のスコアで逆転優勝を遂げている。逆にタイを含む首位から優勝した選手で最終日に5アンダー以上を出したのはわずかに2人。1アンダー、もしくはイーブンパーと伸び悩んでの優勝が6人と多かった。優勝を争う選手同士でけん制しあってスコアが伸びずに優勝が決まるケースと、けん制しあっている間に後続が爆発して逆転というに二極化になっている。

首位と3打差の通算8アンダー、4位タイの日本勢最上位の片岡大育は、「休みができたイメージ。体力的に余裕ができて調整しやすい」と、英気を養える時間ができたことになる。休みを挟むことで最終日にビッグスコアが出やすいのかも知れない。初日、2日目ともに65が出ているだけに、ビッグスコアでの逆転劇の要素は十分ある。逃げるノリス、追う後続と面白い試合展開になりそうだ。

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