大山志保が苦渋の決断! 地元での復帰戦を欠場

秋富由利夫プロ(左)と大山志保。秋富プロは10年ほど前から大山とラウンドをしたりする仲だという
秋富由利夫プロ(左)と大山志保。秋富プロは10年ほど前から大山とラウンドをしたりする仲だという 【拡大】
アクサレディスゴルフトーナメント初日の早朝だった。大山志保欠場の報せが大会プレスルームに届いた。
昨年9月に開催されたマンシングウェアレディース東海クラシック以来となる、6カ月ぶりのツアー出場だったが、前日のプロアマ戦で感じた痛みが治まることなく、自ら欠場を申し出たという。
「背中と首の痛みが昨日より増しているので、残念ですが欠場を決めました」
昨日のプロアマ戦は、4ホールからのショットガンスタート。大山は6番ホールからスタートし、7ホール目の12番のティショットで痛みを感じたという。
「アゲンストの風が吹いていて、低く抑えた球を打とうと思ったんです。割といい球が出ていたんですが、そこで鋭い痛みが走りました」
大山はその後もラウンドを続けたが、痛みが治まらなかったため18番でプレーをやめた。

アクサレディスは大山の地元宮崎で開催される試合。「ファンや家族の前でいいプレーをしたかった」と、話す大山。試合会場のUMKカントリークラブ(宮崎県)でアドバイザーを務める秋富由利夫プロも、「大山さんは女子ツアーにとって宝です。貴重な存在なんです。若手プロたちには大山さんの姿を見て学んでほしい」とまでいっていた。欠場は、大山にとって宮崎のファンにとって、苦渋の決断だった。

大山を苦しめているのは、頚椎椎間板ヘルニア。公傷制度でツアーを休む間は、練習ができるような状態ではなかった。開幕2戦目のヨコハマタイヤPRGRレディスカップでのツアー復帰を目標に、リハビリやボディメンテナンスに励んだ。今年の2月に入って、ようやくクラブを握れるようになった。痛みが消えることはなったが、復調に向かっていたという。

来週はクラブ契約をするスポンサーが冠の試合、ヤマハレディースカップ葛城だ。出場できるかどうかは、いまのところ判断できないという。
「スイング中に痛みを感じなかったから、経験と気持ちで頑張れると思っていました。来週も大事な試合。出たいという気持ちはあります。今の状況がとても悔しいし、情けないです」と、大山。

かつては、ちょっとやそっと体が痛くたってクラブを振り続けていた大山。ひたすら球を打ち続け、体を苛め抜いていた。手首の痛みを発症し周囲にクラブを振ることを止められれば、「球を打てないことが苦しいですね」と苦笑しながらいっていた。そんな大山志保の過去の姿を思い出せば、今回の欠場が難しい決断だったことは分かる。だが今は、体を休めてほしい。大山志保は、日本女子ツアーにまだまだ必要な人なのだから。

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