ワナたっぷりの50ヤードの打ち下ろし! 女子プロのひと工夫

Tポイントレディスの16番(パー4)はグリーンまで約50ヤードの打ち下ろしホール。大阪市街を一望でき爽快感たっぷりだが、ミスショットを誘うワナも潜んでいる 写真・鈴木祥
Tポイントレディスの16番(パー4)はグリーンまで約50ヤードの打ち下ろしホール。大阪市街を一望でき爽快感たっぷりだが、ミスショットを誘うワナも潜んでいる 写真・鈴木祥 【拡大】
 昨年の賞金女王、鈴木愛の今季初優勝で幕を閉じた「Tポイントレディス」。今年から大阪府の茨木国際GCに舞台を移したが、自然の起伏を生かした設計で、いわゆるアップダウンがあり、縦の距離感を合わせるのが難しく、戦略性の高いコースだった。

 中でも16番(384ヤード、パー4)は、ティグランドからグリーンまで残り100ヤード地点まで43ヤード、グリーンまでは約50ヤード打ち下ろしている。グリーンからティグランドまで自由の女神とほぼ同じ高さだ。豪快な打ち下ろしホールは、アマチュアでも気分良く振り回せると思いがちだが、ミスショットになるワナが潜んでいる。そんなワナに対して女子プロたちがどう攻めたか紹介しょう。

藤本麻子は「着弾地点が下の方にあるので、見すぎるとアドレスで右肩が出てしまいます」と、アドレスの乱れがスイングの乱れにつながりやすくなるという。「目線を高くして、雲(空)を見る感覚です」と目線を変えて対処していた。

また、飛ばし屋の渡邉彩香は、「打ち下ろしはボールが曲がるとどこまでも曲がってしまいます。ティを低くして、低いボールを打って早めにフェアウェイに着段するようにしています」と、飛距離よりもコントロール性重視で攻めた。

さらに、最終日は右から左に強めの風が吹いていた。風に乗って左に曲げる選手も多くいた。「打ち下ろしは風の影響をすごく受けます」と諸見里しのぶ。「まず風の向きを確実に間違えないために確認します。そして、フィニッシュまで大きく振らずに、低いボールを打ちます。ドライバーでもライン出しのイメージで、打ち出したい方向だけを意識します。もちろんフェアウェイど真ん中にいきました」。自然と滞空時間が長くなり無理に振らなくても飛距離が出るため、打ち出しだけを注意すればいいという。

打ち下ろしのホールで豪快に飛ばそうとしていて、ミスショットをしていた人は、女子プロたちのひと工夫を取り入れてみてはいかがだろうか。

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