36ホールの短期競技で勝つにはスタートダッシュが肝心! これまでの12試合の結果は?

中止が決まった後、会場にいたギャラリーにサインをする諸見里しのぶ Tポイントレディス(2018)(初日) 写真・鈴木祥
中止が決まった後、会場にいたギャラリーにサインをする諸見里しのぶ Tポイントレディス(2018)(初日) 写真・鈴木祥 【拡大】
 16日(金)に初日の競技が開催されるはずだった国内女子ツアー「Tポイントレディス」は、早朝から強風のため午前11時に第一ラウンドの中止が決定。36ホールの短縮競技となった。初日が中止となったのは2017年のヨネックスレディス以来のこと。ツアー制度施行後に初日が中止になった大会はこれで14試合目となった。明日第1ラウンドを行い、70位タイまでの選手が最終ラウンドに進む。

 3日競技で大会初日が中止で36ホールの短期競技となるのはこれで13試合目。過去12試合を見ると、第1ラウンドで首位(タイを含む)の選手の逃げ切り優勝が7試合ある。やはり短期決戦は先行逃げ切りが有利のようだ。一方、5度の逆転劇のうち、最大差は1991年のマルコーレディスを制した平瀬真由美。第1ラウンド首位と5打差の33位タイと出遅れたが、第2ラウンドで68をマークして首位タイに並ぶと、森口祐子、池渕冨子とのプレーオフに競り勝った。また、昨年のヨネックスレディスを制した青木瀬令奈は、首位と4打差の17位タイから第2ラウンドで66をマークして逆転した例もある。出遅れ禁物だが5打差まではチャンスがありそうだ。

 この日吹き荒れたのは最大瞬間風速18メートルの強風。会場の茨木国際ゴルフ倶楽部のキャディマスター、山本貴司氏によれば「強風が吹くことはよくありますが、ここまで強い風は珍しいと思います」とのこと。アップダウンのあるフェアウェイにアンジュレーションのあるグリーン、そして風。このタフな環境を克服して頂点に立つには、明日いかにスコアをまとめるかが重要となる。
(文・小路友博)



3日間競技が初日中止となって36ホール競技になった過去の成績

1990年 徳島月の宮レディスクラシックオープン(徳島県・徳島CC)
※1打差の3位タイからスタートした安井純子が5人のプレーオフを制し優勝

1990年 軽井沢72東急女子オープン(長野県・軽井沢72ゴルフ東C)
※首位発進の山崎千佳代が逃げ切り優勝

1991年 マルコーレディス(熊本県・玉名CC)
※5打差の33位タイから出た平瀬真由美が3つ伸ばし3人のプレーオフを制する

1991年 五木クラシック(埼玉県・エーデルワイスGC) ※27ホール
※2打差の5位タイから出た小林浩美が4つスコアを伸ばし逆転優勝

1993年 五洋建設・KTVレディース(千葉県・富里GC)
※首位発進の日蔭温子が逃げ切り優勝

1994年 フジサンケイレディスクラシック(静岡県・ファイブハンドレッドC)
※首位タイ発進のコウ・ゲッキンが1打伸ばして逃げ切り

1994年 ミヤギテレビ杯女子オープン(宮城県・花の杜GC) ※27ホール
※首位タイから出た元載淑が2つ伸ばし逃げ切り

1996年  再春館レディース(熊本県・熊本空港CC) ※27ホール
※首位タイから出た李英美が吉田知恵とのプレーオフを制して優勝

1997年 ミヤギテレビ杯女子オープン(宮城県・花の杜GC)
※首位発進の服部道子が逃げ切り優勝

2004年 伊藤園レディスゴルフトーナメント(千葉県・グレートアイランドC)
※3打差の17位タイから出た大塚有理子が4つ伸ばし服部道子とのプレーオフを制し優勝

2006年 SANKYOレディース(群馬県・赤城CC)
※首位発進の諸見里しのぶが逃げ切り優勝

2017年 ヨネックスレディス(新潟県・ヨネックスCC)
※4打差の13位タイから出た青木瀬令奈が最終日に6つ伸ばし逆転優勝

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