先週の伊藤園レディスは、自分のエントリーミスで出場権を逃していたのですが、マンデートーナメントから本戦出場を勝ち取ることができました。来季の賞金シードがかかっている大事な時期なのに、こうしたミスで多くの方に心配と迷惑をかけたことについては深く反省しています……。

　すでに気持ちを切り替えて、私にとっての今年最後の試合、大王製紙エリエールレディスは全力でプレーしていく気持ちでいます。

　今年はコンディショニング、体調を整えることを優先的に考えながら過ごした1年でした。前半戦は思うような結果が残せず、かなりピリピリしている部分がありました。後半戦からはいろんな場所にいって、リフレッシュしたりしながら、気持ちを切り替えてプレーができました。結果には満足していませんが、来年につながるプレーができていたと感じています。プロとして見てもらえるプレーを心がけていましたし、与えられた今の環境で一生懸命やるしかない――そう思えるようになりました。ゴルフの内容よりもスタイルの変化です。そこが大きく成長した部分なのかなと思います。

　これからもっと感情の起伏がないようにプレーしたいですし、トレーニングや食事にもしっかり気を配っていきたいと思います。

【こっちゃん'sメッセージ】
シード権獲得がかかる最終戦。2年連続のシード維持を目指してベストを尽くします！
香妻にとってはいよいよ今週が最終戦。シードを獲得してシーズンを締めくくりたいところだ。

文・編集部 ※2015年12月1日号「香妻琴乃“こっちゃん”の素顔宣言」より

香妻琴乃（こうづま・ことの）
1992年4月17日生まれ、鹿児島県出身。2011年プロ転向。アマチュア時代はJGAナショナルチームの一員として国際試合で活躍。13、14年のステップ・アップ・ツアーでそれぞれ１勝。昨年は賞金ランキング19位で初の賞金シードを獲得。サマンサタバサ所属

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