賞金シード争い大詰め! 高知決戦、背水の陣で挑む選手たち

来季出場資格が大幅に変更 賞金ランキング枠が細分化

国内男子ツアーもいよいよ残すところ2試合。今週開催のカシオワールドオープン(11月27~30日、高知県・Kochi黒潮CC)終了時点の賞金ランキングで来季の賞金シード選手が決まる。賞金シード60位まで、準シードの75位までをめぐる熱い戦いの行方はいかに!?

週刊パーゴルフ(2014年12月9日号)掲載

シード枠は実質増加“2段階シード”の全容

 毎年この時期になると来季の賞金シード権争いが佳境を迎えるが、今年は例年と様相が異なる。日本ゴルフツアー機構(JGTO)は、2015年のレギュラーツアーの賞金ランキングシードの人数を変更した。これまでの70位までが、来季からは60位までと門を狭めた。しかし、61~75位に準シードという枠を作った。この準シードは、チャレンジツアーの年間賞金ランキング上位者やQT上位者よりも出場優先順位が高く、QTを受験する必要がなく、実質シード権の枠は増加と考えられる。

 賞金シードならば来季のほぼ全試合に出場できるが、準シードは出場優先順位を入れ替えるリランキングの対象となり、前半戦は出場できるが、前半戦の成績次第では9月のリランキング(※)で出場優先順位が変わり、後半戦の出場が難しくなる可能性がある。

 各選手は60位以内の賞金シードだけでなく、準シードの75位を一つの目安とすることになる。

 今季の賞金シードのボーダーラインは1600万円前後、準シードは1100万~1200万円と見られている。この変更を受けて、今季シード選手として戦い、現在60位のボーダーライン以下にいる選手たちはどうだろうか。

※リランキングとは/賞金シード61~75位の選手、チャレンジツアー上位者やQT選手が対象。新出場資格のリランキングは9月に実施予定。この時点で「リランキング上位10位」というカテゴリーが出場優先順位の14番目に適用され、出場人数の少なくなる後半戦の試合にも出場しやすくなる。「61~75位」の選手は上位10位に入らないと出場優先順位は低くなってしまう。

主なツアートーナメント出場資格の変更
【2014年まで】
・賞金ランキング上位70人までが
来季の賞金シードを獲得
※出場優先順位12番目
・チャレンジツアー賞金王
※出場優先順位13番目
・チャレンジツアー賞金ランキング上位者
※出場優先順位21番目 リランキング対象
・ファイナルQT上位者
※出場優先順位22番目 リランキング対象
【2015年から】
・賞金ランキング60位まで
※出場優先順位5番目
・チャレンジツアー賞金ランキング1位
※出場優先順位11番目
・賞金ランキング61~75位
※出場優先順位20番目 リランキング対象
・チャレンジツアー賞金ランキング上位者
※出場優先順位22番目 リランキング対象
・QTランキング35位まで
※出場優先順位23番目 リランキング対象
・賞金ランキング76~100位 
※出場優先順位24番目 リランキング対象
・QTランキング上位者(36~90位タイ)
※出場優先順位25番目 リランキング対象


出場優先順位枠は細分化
準シードの導入のみならず、QT上位者の扱いも変更された。チャレンジツアー賞金ランキング上位者の下は、ファイナルQTの上位者が並ぶ形だったが、来季からはQTは35位までで一度区切り、その下に賞金ランキングの76~100位の新たなカテゴリーが入り、さらにその下にQT36位からが続くようになった。

【次ページ】常連の有力選手にシード喪失の危機!?

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