【今週の宮里藍】手応えがあるのに結果が出ない「今はこういう流れなのかな」

自身10回目の出場となった全米女子オープンで予選落ちを喫した宮里藍 全米女子オープン(2014)(2日目) 写真・佐々木啓
自身10回目の出場となった全米女子オープンで予選落ちを喫した宮里藍 全米女子オープン(2014)(2日目) 写真・佐々木啓 【拡大】
 今年で全米女子オープンは10度目の出場となった藍ちゃん。結果は残念ながら予選落ちになりました。

 原因はやっぱりパッティングです。パインハースト ナンバー2のグリーンは厳しかった。少しでも甘い決断をすると歯が立たない。

「3~4メートルのパットが決まらなかった。コースマネジメントは悪くないのに、パッティングだけだった」

 と、初日は珍しく厳しい表情でした。

 さっそく、コーチのお父さんと修正に取り組んだ藍ちゃん。2日目はかなり上向きましたが、うまくかみ合わなかった。

「かなりストレスの溜まる2日間だった。自分で手応えを感じているのになかなか入ってくれなかった。中盤はいいパッティングをしているのに、カップに蹴られたり。今はこういう流れなのかな」

 でも、2日目の最後の3ホールはしっかりとパーパットが決まりました。皮肉なもので予選落ちを覚悟すると入る、ゴルフはなんとも不思議なスポーツです。

 大きな収穫もありました。「テークバックが大きくて、インパクトが弱くなっている」そうお父さんから指摘され、「少しテークバックを短くして、トップからのスピードを加速していくと、すごく良くなった」と久しぶりの手応えです。

 2005年の初出場以来、2度目の予選落ちでしたが、2日間の戦いを終えるといつものように静かにお父さんと肩を抱き合う姿が印象的でした。週始めには前週に同じコースで全米オープンを戦った長兄の聖志プロの姿もありました。今年は宮里ファミリーがそろい、藍ちゃんにとっては違った意味で、思い出の大会となったことでしょう。

 パットの復調は今ちょうど五合目。

「今のパットの状況ならある程度は覚悟できていた。今後は後半戦に向けてしっかりと調整をしていきたい」

 次戦は2012年に優勝したウォルマートNWアーカンソー選手権です。

「全米女子オープンとあまりにもコースが違い過ぎるので、しっかりとイメージを切り替えて。好きなコースだしいい思い出もあるので、どうなるか分からないけど、調整をしっかりしてまた頑張ります」

 藍ちゃんは少しずつ前進しています。

文・武川玲子

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