AIG女子オープン

米国女子

“風”には“技”で対抗 上田桃子が全英ならではの戦い方で急浮上「パワーは関係なく戦える」

上田桃子(左)が風に対応したゴルフで急浮上した AIG女子オープン(2020)(3日目) 写真・Getty Images
上田桃子(左)が風に対応したゴルフで急浮上した AIG女子オープン(2020)(3日目) 写真・Getty Images

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 ソフィア・ポポフ -4 -4
2T ミンジー・リー -2 -1
2T Jasmine Suwannapura -2 -1
4T キャロライン・マッソン -3 +1
4T Lindsey Weaver E +1
4T オースティン・アーンスト +1 +1
7T Kristen Gillman -3 +2
7T リディア・コ +1 +2
7T Emily Kristine Pedersen +1 +2
10T キャサリン・カーク -4 +3
<AIG女子オープン 3日目◇22日◇ロイヤル・トゥルーンGC(スコットランド)◇6649ヤード・パー71>

トータル8オーバー・52位タイからスタートした上田桃子が、5バーディ・1ダブルボギーで今大会自身初となるアンダーパー「68」をマーク。トータル5オーバーにスコアを伸ばし、19位タイと大きく順位を上げた。

「ノーマルが一つも当てはまらない」。予選ラウンドの2日間で、こう感じた“強風”に、この日は“技術”で対抗した。前日までに比べ「少しはましになった」と、わずかながらその勢いを弱めたリンクスの風。しかし「前半だけでいうと、左からの風が吹くと昨日までは球が50ヤードくらい右に流されていたのが、きょうは40ヤードほど」と、劇的にプレーしやすくなったということはない。

そこで上田は、この3日目に“新戦法”を取り入れた。ボールの曲がり幅を「30ヤードくらいに抑えよう」と、フェード気味の球を打ち風とケンカさせる方法をとった。前日までは、逆に風に乗せる球で勝負していたが、ここで方向転換。「試合のなかで成長できる球を打てていると思います」と、2日間のプレーのなかからスコアにつながる打開策を探した。

3日目にしてようやく出たアンダーパーを語るうえで、やはり「慣れ」という要素も大きい。「ショットの時、(風を計算して)ブッシュのほうを向いて打たないといけない。ブラインドショットになる場面も多いなか、最初は本当に(ボールが風で)戻ってくるのかのイメージが湧かなかった。でも今はイメージできています」。ここまでの36ホールでとったデータを基に、あとは“勇気”を持って風のなかにショットを打ち込んでいった。

もともと“全英女子”というメジャー大会は、「いろいろな技術を使えば、パワーは関係なく戦える」と感じていた舞台。「去年、(渋野)日向子が優勝しているように、日本人でも結果がでやすい」とも思う。「きょうみたいに頭を使って、引き出しにあるものを出せばスコアにできる」。これまで考えてきたことを体現したのが、このラウンドだった。

「いいゴルフをしないとテレビに映らない。1ホールでも多く映るように、いい成績を出したい。結果がよくても悪くてもやりきった姿を届けたいですね」。豪雨被害などで苦しむ地元・熊本への思いも、その背中を後押しする。「キャリアハイの成績を出したいですね」。日本の“技術力”を発揮し、あと残り1日でさらなる上位を狙っていく。

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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