全米女子オープン
渋野日向子、4位敗戦に悔しさ 「これが今の実力と受け止めるしかない」【一問一答】
渋野日向子がラウンド後に心境を語った 全米女子オープン(2020)(最終日) 写真・GettyImages
メジャー2勝目に向け、トップからスタートした渋野日向子だったが、最終ラウンドで逆転を許しトータル1アンダーの4位に終わった。ラウンド後には悔しさを押し殺しながら、その心境を語った。時に言葉を詰まらせながらのインタビューの内容をお届けする。以下、一問一答。
―今の気持ちは
悔しいです。めっちゃ悔しいけど、これが今の実力と受け止めるしかない。自分らしいゴルフがなかなかできなかった。頑張って体を動かそうと思ったけどこの寒さで動かすことができず、ショットもグリーンに乗らない。耐えられるところは耐えたけど、そういうゴルフでは通用しないと思った
―2番で2打目を木に当ててしまうトラブル
あそこは選択ミスというか、しっかり打てなかったこと、クラブ選択も曖昧にしてしまったところだったので悔いが残る。それでも最低限ボギーでおさめられたので、そこは良かった
―13番で初バーディ。しかしその後伸ばせなかった
13番は、ここを決めないと流れが変わらないと思いました。ここで獲るしかないという場面で獲ることができてよかった。(3.5メートルのバーディパットを外した)16番が一番悔いが残る。いいところに打てたかなとは思ったけど、読みよりも切れなかった。打ち出したいところには打てました
―最後はバーディ締め。やっぱり“もってる”
もってたら優勝してると思います。でも最後はいい締めができたし、だからこそ悔いはない
―米ツアーへの意気込み
2カ月前に転戦して、前よりも『アメリカでやりたい』と思えた。そして今回戦ったことで、その時よりもさらに強く思った。この悔しい気持ちはアメリカツアーでしか晴らせない。またここで絶対に戦いたいです
―大会を通じて得られたもの
今年1年を考えるとよく頑張ったかなと思いますが、初日、2日目のゴルフが良すぎたというか自分でも「なんでこんなに入るんだろう」、「なんでこんなに乗るんだろう」という感じでした。3日目、4日目のゴルフが今の自分だと痛感します。でもアプローチ、パーパットを打つときの心境の変化は感じた。この4日間、ダブルボギーを打たなかったことは成長
記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)
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