ゲインブリッジLPGA・アット・ボカ リオ

米国女子

先週に続く“死闘”もあと一歩及ばず…  畑岡奈紗は2週連続2位に「この1打をつめられるように」

2週連続の2位に悔しさがにじむ ゲインブリッジLPGA・アット・ボカ リオ(2020)(最終日) 写真・岩本芳弘
2週連続の2位に悔しさがにじむ ゲインブリッジLPGA・アット・ボカ リオ(2020)(最終日) 写真・岩本芳弘

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 Madelene Sagstrom E -17
2 畑岡 奈紗 E -16
3 ダニエル・カン E -15
4 Celine Boutier E -13
5 キム・セヨン E -11
6T モリヤ・ジュタヌガーン E -10
6T シドニー・クラントン E -10
8T 河本 結 E -9
8T Klara Spilkova E -9
8T ジェシカ・コルダ E -9
<ゲインブリッジLPGAアット・ボカ・リオ 最終日◇26日◇ボカ・リオGC(フロリダ州)◇6701ヤード・パー72>

2週連続で優勝争いを繰り広げていた畑岡奈紗だが、最後の最後に力尽きた。ツアー初優勝を挙げたマデリーン・サグストロム(スウェーデン)に1打及ばず、トータル16アンダーの2位フィニッシュ。「最後の2ホールはすごく緊張していた」という緊迫の戦いを制すことはできず、先週に続き唇を噛む結果に終わった。

サグストロムと並ぶトータル17アンダーで迎えた最終18番。先に相手がパーパットを決めたのを見届けた畑岡は、決めればプレーオフという1.5mのパーパットのアドレスに入った。ややフック気味のこのパットは、思い描いた軌道を描かずカップをそれていく。サグストロムが歓喜で声も出せないなか、畑岡は淡々とした様子で返しのボギーパットを放った。先週は7ホールに及ぶプレーオフのすえに2位タイ。またしても今週、ラスト1パットが命運を分けることになった。

2打差の2位から出た最終日は、序盤からアイアンショットが冴えわたった。2番パー4のセカンドショットをピン2.5mにつけバーディを奪うと、ここで首位発進のサグストロムに並んだ。5番で相手のミスから単独トップに立つと、6番パー3では極端に左端にきられたピンとエッジの間の狭い位置に落とすベタピンショットを放ち、さらにスコアを伸ばしていく。さらに8番では、グリーン右ラフから8ヤードのチップインバーディ。しっかりとスコアを伸ばし、前半を折り返した。

しかし、「後半に入ってなかなか3~4mのチャンスにつけることができず伸び悩んだ」と、その後停滞の時間が訪れる。10番パー5ではセカンドが、「完全に左にひっかけてしまった」と木に当たるミスショットになり、この日初のボギーを喫した。「後半ギアチェンジしていくところでひっかかってしまいました」。ラウンド後、ここでのスコアロスを悔やんだ。

その間に、前半1つスコアを落としながらも、10番、11番で連続バーディを奪ったサグストロムが息を吹き返す。そこからは、トップに立っては並び返される激しいつばぜり合いが続いた。18番のセカンドショットはジャストの番手を選んだはずが、着弾点はピン奥8mへ。「ここで決めたかった。アドレナリンが出て飛び過ぎましたね」。今季初優勝に向け全身全霊のプレーを続けた証拠でもあった。

「あと一歩、という試合が続いて悔しい部分はある。まだ試合は残っていますし、この1打をつめられるように」。サグストロムの初優勝を見届けた後、畑岡は改めてこんな決意をにじませた。先週から口にしていたパットの違和感は、「かなり修正ができたのでよかった」と上向き傾向にあるが、まだしっくりとまではいかない様子。「もっと練習が必要ですね」と、グリーン上が直近の課題になりそうだ。

優勝こそ逃しているが、2週連続2位は立派な成績だ。「開幕する前は心配な部分もあったけど、試合が始まると、オフに取り組んできたこともできている部分がある。引き続きやっていきたい」。ここから無理に何かを変える必要はない。次は2月20日開幕の「ホンダLPGAタイランド」に出場を予定する。ここまでの期間に微調整を重ね、次こそは米ツアーで4つ目となるカップをつかみとりたい。

(文・間宮輝憲)
記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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