ISPSハンダ・ヴィックオープン

米国女子

米ツアーの優勝キャディも一歩引く、山口すず夏の強さとは?

息のあったコンビネーションを見せた山口すず夏(右)とキャディのディーン・ハーデン氏 ISPSハンダ・ヴィック・オープン(2019)(初日) 写真・パーゴルフ
息のあったコンビネーションを見せた山口すず夏(右)とキャディのディーン・ハーデン氏 ISPSハンダ・ヴィック・オープン(2019)(初日) 写真・パーゴルフ

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 フェリシティー・ジョンソン -8 -8
2T キム・カウフマン -6 -6
2T Anne-Catherine Tanguay -6 -6
2T Su Oh -6 -6
5T 野村 敏京 -5 -5
5T Manon De Roey -5 -5
5T Yae Eun Hong (a) -5 -5
5T アリソン・リー -5 -5
5T Olivia Cowan -5 -5
10T Charlotte Thomas -4 -4
<ISPSハンダ・ヴィック・オープン 初日◇7日◇13thビーチゴルフリンクス(オーストラリア)◇ビーチコース(6479ヤード・パー72)、クリークコース(6573ヤード・パー73)>

今週プロデビュー戦を迎えた山口すず夏(共立女子第二高3年)は、6バーディ・1ダブルボギーの「69」で初日を終えた。「ダブルボギーは絶対に打っちゃいけないと思っていたので、ショックでした」と2打目をバンカーに入れてスコアを落とした11番・パー4が悔やまれるが、すぐに持ち直して15、16番と連続バーディ。首位と4打差の4アンダー・10位タイにつけた。

好調なデビュー戦を隣で支えたのが、今週キャディを務めるディーン・ハーデン氏。欧・米・日本ツアーでキャディの経験を持ち、申ジエ(韓国)が2008年「全英リコー女子オープン」を制した際にキャディとして支えたほか、数々の選手を優勝に導いた。

山口とはラウンド中、ジョークを飛ばして笑い合いながらも時折アドバイス。練習場では大体2、3歩後ろから見守っている。「スズカのお父さんが的確なアドバイスやサポートをしているし、なにより本人がすごくいいゴルフセンスを持っている。風の読みやジャッジが速いし、僕が色々言うよりも時にはステップバックして見守っているんだよ」と、プレーやスイングに関してはあまり口を挟まない。

まだ会ってから2カ月ほどだが、山口を最初に見たのは当時最年少出場を果たした15年の「全米女子オープン」。「背筋もしっかりしているし、球筋がすごかった」と振り返るが、山口の最大の強みは別にある。「物怖じしないのも彼女の強さだね。今週だって、ルーキーで参戦して練習場に行くのも戸惑うのが普通。スズカは全然気にしていないし、自分のペースで堂々とやっている自然体なプレーヤー。あとはとにかく経験を積んでいけば大丈夫」と太鼓判を押す。

この日、ダブルボギーを叩いてから15、16番の連続バーディで巻き返したのもそのタフさがあってのこと。「落ちずになんとか耐えられたのは、成長した部分だと思います。今日の点数は75点ですかね。初日なので80点くらいあげてもいいかなと思うけど、もったいないミスが3、4つあったので、それを決めないと優勝争いできないと思います」と上出来のスタートにも浮き足立つことはない。

今週を終えたら、2週先の「ホンダLPGAタイランド」で再びハーデン氏とタッグを組む予定。熟練キャディを味方につけて、スーパールーキーがどんな化学反応を起こすのか。今後の展開に期待がかかる。(文・谷口愛純)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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