オリンピック女子ゴルフ
大山志保が帰国「やっぱり東京も出たくなりました!」
リオから帰国し、現在の心境を語った大山志保
リオ五輪女子ゴルフ代表の大山志保が昨日、ブラジルから帰国。都内で行われた日本選手団の解団式に参加した。
成績こそ振るわなかったが、闘志むき出しのプレーで日本のファンも魅了した。20日の最終日のプレーを終えて、翌日の閉会式に参加した大山。そこでも大きな刺激を受けた。
「初めて鳥肌が立ちました。サンバがかかったとき、本当は踊れませんが、ノリノリで踊っていました。他の選手とも話したりして、やっぱりまた東京でも味わいたいなと思いました」
大山にとって五輪出場は悲願だった。日本代表の看板を背負って戦った4日間は、
「どの瞬間も最高でした」
と、感慨深げに話す。あっという間だったという戦いだけでは物足りない。気持ちは4年後にも向いているという。
「年齢とかケガとか関係なく、思いがあれば道は開けます。今回の五輪で後悔した日は1日もありません。オリンピアンというものは一生ついてくるもの。今後もスポーツ選手として人間力を高めていきたいです。本当に光栄なことです」
熱い魂をたぎらせた大山の夏はこれで第一章を終えたが、来週からは国内ツアーに復帰する。今季は4月に1勝を挙げたとはいえ、思うような成績を残せていない。まだまだ発展途上の39歳が、国内で始まる第2章でもファンを魅了する。