ブルーベイLPGA
野村敏京が2打差の4位タイに浮上! 首位タイはキム・セヨンとキャンディ・クン
強風の中をイーブンパーで回り、首位に2打差の4位タイにつけた野村敏京(写真は2日目のもの) ブルーベイLPGA(2015)(3日目) 写真・Getty Images
ブルーベイLPGA(10月29日~11月1日、中国・ジャン・レイク・ブルーベイGC、6778ヤード、パー72)
初日からの強風が各選手を苦しめた大会3日目。キム・セヨン(韓国)とキャンディ・クン(台湾)がイーブンパーの首位タイに並んだ。野村敏京が通算2オーバーの4位タイ、上原彩子が通算4オーバーの11位タイに浮上した。
強風と硬いグリーンという難コンディションに初日から10人、5人とアンダーパーの選手が減っていき、ついに一人もいなくなった3日目。単独首位でスタートしたキム・セヨンは3バーディ、5ボギーの74、出入りの激しいゴルフでスコアを二つ落としたものの、通算イーブンパーで首位をキープ。
2位タイで出たキャンディ・クンが3バーディ、4ボギーの73で回り、通算イーブンパーの首位タイに並び、6位タイのステーシー・ルイスは3バーディ、4ボギーの73で回って、通算1オーバーの単独3位に浮上した。
日本勢では、13位タイから出た野村敏京が3バーディ、3ボギーの72とイーブンにまとめ、通算2オーバーの4位タイ。首位に2打差で最終日を迎え、ツアー初優勝に挑む。同じく4位タイにはアレイナ・シャープ(カナダ)、スーザン・ペテルセン(ノルウェー)、キム・カウフマンが並んでいる。
38位タイの上原彩子が沖縄出身らしく風に強いところを見せ、この日4人だけというアンダーパーをマーク。5バーディ、3ボギーの70とスコアを二つ伸ばし、通算4オーバーの11位タイにジャンプアップ。横峯さくらは通算6オーバーの20位タイ、森田遥は通算13オーバーの51位タイで3日目を終えた。
また、42位タイのシュ ウェイリン(台湾)が前半のインを6バーディの30で回るなど、7バーディ、3ボギーの68とこの日のベストスコアで4つ伸ばし、通算3オーバーの8位タイに浮上。
リディア・コ(ニュージーランド)は70とスコアを二つ伸ばし、通算6オーバーの20位タイに浮上。ディフェンディングチャンピオンのリーアン・ペース(南アフリカ)は、通算11オーバーの46位タイと苦戦している。