全英リコー女子オープン
宮里美香が6位、成田美寿々が15位タイ、横峯さくらは59位タイで予選通過
悲願のメジャー制覇に向け、首位に3打差で決勝ラウンドへ進んだ宮里美香 全英リコー女子オープン(2015)(2日目) 写真・村上航
全英リコー女子オープン(7月30日~8月2日、英国スコットランド・トランプターンベリーリゾート、6410ヤード、パー72)
現地時間31日、雨と強風の影響で各選手がスコアメークに苦しんだ大会2日目。この日アンダーパーで回ったのはわずか5人のみ。予選のカットラインも通算5オーバーまで下がり、日本勢では宮里美香が通算4アンダーの6位、成田美寿々が通算イーブンパーの15位タイ、横峯さくらが通算5オーバーの59位タイで決勝ラウンド進出。初日6位タイの大山志保は82と崩れ、通算6オーバーで予選落ちとなった。
6位タイからスタートした宮里美香は、4番でボギーが先行すると、1バーディ、2ボギーで前半は一つ落とし、後半も13番でボギーをたたいたものの、14番、17番とバーディを奪って巻き返し、3バーディ、3ボギーの72。首位に3打差で通算4アンダーの単独6位で決勝ラウンドへ進んだ。
同じく6位タイの大山志保は、出だし1番、2番で連続ボギーをたたくと前半3オーバー、後半は12番でダブルボギー、さらに13番ではトリプルボギーをたたくなど、3ボギー、2ダブルボギー、1トリプルボギーの82をたたき、通算6オーバーの74位タイ。1打及ばずに予選落ちとなった。
14位タイの成田美寿々は1番でバーディが先行、4番、7番のバーディで一時は通算6アンダーまで伸ばしたが、後半は12番でトリプルボギーをたたくなど、トータル4バーディ、2ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの75。3つスコアを落としたものの、通算イーブンパーの15位タイで予選を通過。
横峯さくらは77と5つスコアを落として通算5オーバーの59位タイでギリギリの予選通過。宮里藍は通算7オーバーの85位タイ、野村敏京、吉田弓美子、渡邉彩香の3人は通算9オーバーの101位タイ、笠りつ子は通算12オーバーーの120位タイで予選落ちとなった。
スーザン・ペテルセン(ノルウェー)が4バーディ、1ボギーの69と、この日のベストスコアで通算7アンダー。6位タイから一気に単独首位に浮上した。通算5アンダーの2位タイには日本ツアーで活躍する台湾出身のテレサ・ルー、リディア・コ(ニュージーランド)ら4人。
世界ランキング1位の朴仁妃(韓国)は通算2アンダーの9位。ディフェンディングチャンピオンのモー・マーティンは80をたたき、通算6オーバーと1打届かずに予選落ちを喫した。