ISPSハンダ・女子豪州オープン
リディア・コが今季初優勝! 宮里美香は12位タイでフィニッシュ
今季3戦目で早くも優勝した世界ランキング1位のリディア・コ ISPSハンダ・女子豪州オープン(2015)(最終日) 写真・Getty Images
ISPSハンダ・女子豪州オープン(2月19日~22日、オーストラリア・ロイヤルメルボルンGC、6741ヤード、パー73)
現地時間22日、悪天候による中断をはさんで行われた大会最終日。メジャー並みの難しいコンディションに各選手ともスコアを伸ばせなかった中、首位でスタートしたリディア・コ(ニュージーランド)が通算9アンダーで今季初優勝を挙げた。2位はエイミー・ヤン(韓国)の通算7アンダー。日本勢では宮里美香が通算イーブンパーの12位タイに入った。
7アンダーの首位タイから出たリディア・コが1番のボギー先行も、3番でチップインイーグル。8番でボギーをたたくと、一つ前の組で回る3位スタートのエイミー・ヤンが9番でバーディを奪い、二人が通算7アンダーの首位に並んだ時点で悪天候による中断となった。
再開後はヤンとコの一騎打ちとなり、ヤンが10番でバーディを奪って一歩抜け出すと、コも10番のバーディで追いつき、12番のバーディで抜け出す。一進一退の展開が続いたが、ヤンが15番、17番でボギーをたたくと2打差となり、その差を守ったコが通算9アンダーで今季初優勝、ツアー通算6勝目を挙げた。
ヤンは通算7アンダーの2位、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ) が通算4アンダーの3位に入った。ディフェンディングチャンピオンのカリー・ウェブ(オーストラリア)は通算1オーバーの16位タイに終わった。
21位タイから出た宮里美香は1番をボギーでスタートしたが、4バーディ、2ボギーで二つ伸ばして前半を終えた。サンデーバックナインに入ると12番、16番と2ボギーをたたいたが、14番パー5では2オンからのイーグルパットを決めて71でホールアウト。通算イーブンパーの12位タイ。今シーズン初戦は予選落ちとなったが、2戦目19位タイ、3戦目の今大会は12位タイと徐々に調子を上げ、ツアー2勝目も期待できそうだ。
6オーバーの39位タイから出た宮里藍と上原彩子は、ともに76と伸ばせず通算9オーバーの44位タイで大会を終えた。