U.S WOMEN'S OPEN Championship 2014 全米女子オープン

全米女子オープン

米国女子

橋本千里さん バナナ1本で21年ぶりの快挙

日本アマチュア選手4人目の快挙となった橋本千里さん 全米女子オープン(2014)(2日目) 写真・佐々木啓
日本アマチュア選手4人目の快挙となった橋本千里さん 全米女子オープン(2014)(2日目) 写真・佐々木啓

リーダーズボード

順位 選手名 スコア 合計
1 ミシェル・ウィー -2 -4
2 レクシー・トンプソン -2 -1
3T エイミー・ヤン -1 E
3T *LEE, Minjee +1 E
3T ステーシー・ルイス +3 E
6 崔 羅蓮 E +1
7T 横峯 さくら -2 +2
7T マリア・ウリベ E +2
7T ポーラ・クリーマー +2 +2
10T *MEADOW, Stephanie +2 +3
全米女子オープン(6月19~22日、米国ノースカロライナ州・パインハースト ナンバー2、6649ヤード、パー70)

 全米女子オープンに初挑戦している16歳の橋本千里さんが、快挙を達成した。

 3オーバー、33位タイでスタートした第2ラウンドは、耐える展開が続き、ノーバーディ、4ボギー、1ダブルボギーの76と6つスコアを落とす。それでも通算9オーバー、57位タイで予選通過を果たした。日本勢のアマチュアが予選を通過したのは、1987年の服部道子らに次ぎ、21年ぶりとなった。

 橋本さんが戦ったのは難コースだけではなかった。連日35度前後の猛暑で体力は消耗し、前日は熱中症ぎみの赤ら顔でホールアウトしてきた。そして前日からは腹痛を患っていた。

「ご飯を食べたり、お水を飲むとお腹が痛くなっちゃうんです」

 朝から口にしたのはバナナ1本だけ。ラウンド中も水分は極力控えて、猛暑の中戦っていた。

 アウトからスタートした橋本さんは、疲労の影響もあってか前半だけで3つスコアを落とす。折り返した578ヤードの10番(パー5)はティショットを右の荒地に入れピンチを招く。3打目もグリーンに届かず、4打目はピンまで45ヤード残った。

 ずるずる後退しそう状況ではあったが、その4打目を1メートルに寄せて、パーで乗り切った。その後16番(パー4)でボギーとし、通算7オーバーで18番を迎える。ここをパーで終えれば予選通過は確実だった。

「予選通過は意識しませんでした」

“自分のゴルフ”に徹していたがティショットを右に荒地に入れ、草の影響を受けて右手前のガードバンカーに入れ、50ヤード残った。「あそこは距離が長いバンカーだから入れたくなかった」と振り返ったが、砂に負けてグリーン右手前に乗っただけ。パーパットは2メートルショートし、それを外して、ダブルボギーで予選ラウンドを終えた。

「(上がり2ホールで3つスコアを落とした)昨日のことは忘れて、今日のプレーに集中していました。最後のほうは、疲れもあって集中できていなかったと思います。18番が悔しいです」

 橋本さんは午前のトップ組でスタートだったため、ホールアウト時点では99位タイ。予選カットラインは微妙な位置にいたが、6時間以上たってから予選通過が決まった。

「ギャラリーも多くて大きな大会だと思いますが、緊張はあまりしていません。中部女子アマとか予選のかかった試合のほうが緊張します。明日も自分のゴルフに徹したいです」

 来週24日から開幕する日本女子アマへの出場権を持っているが、予選を通過したことで出場は難しくなったが、残り2日間、橋本さんにとって最高の経験が待っている。

文・小高拓

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