クラフトナビスコ選手権

米国女子

【コラム】弱点のパットを克服し、L・トンプソン時代の幕開けへ

苦手としていたパットを克服し、メジャー初勝利をたぐり寄せたレキシー・トンプソン 写真・村上航
苦手としていたパットを克服し、メジャー初勝利をたぐり寄せたレキシー・トンプソン 写真・村上航
 19歳のレキシー・トンプソン(米国)が今季メジャー初戦、クラフトナビスコ選手権(米カリフォルニア州・ミッションヒルズCC)でミッシェル・ウィー(米国)との一騎打ちを制して、史上2番目の若さでメジャー初勝利を挙げた。

 ともに身長183センチでツアー屈指のロングヒッター。その二人のゲームプランはまったく違うものだった。

 トンプソンはドライバーを駆使して飛距離で攻めたのに対し、ウィーがドライバーを手にしたのは4ホールだけと手堅いプレー。

「グリーンが硬いので、ウエッジでもボールは少し跳ねるほどだった。だからたとえラフでも短いクラブで打てるほうが有利だと思った」とトンプソン。

 出だしの1番パー4。ドライバーを打ったトンプソンのティショットは、3番ウッドのウィーのボールを40ヤードも越えていった。トンプソンは4メートルにつけるとこれを沈めてバーディー発進。その後は一度もリードを許すことはなかった。

 しかしトンプソンを勝利の導いたのはドライバーではなかった。4つのバーディを奪ったトンプソンが前半で要したのは13パット。1番で4メートルを沈めると4番で5メートル、5番パー3は1.5メートルにつけ、9番パー5でも4メートルと次々に沈めた。

 昨年秋、トンプソンはパットのコーチ、ジム・マクリーンを訪れ徹底的にパットの調整を行った。

「レキシーのショットはこれまでも最高だったけど、パットが彼女の弱点だった。だからパットを克服すれば必ず勝つと思っていた。今の彼女のパッティングストロークはすばらしい」と言うのは2011年覇者のステーシー・ルイス。

 15歳でプロ転向、天才少女と呼ばれたトンプソンがようやく華を開いた。飛距離とショットの精度にパットも加わった。トンプソン時代の幕開けかもしれない。

文・武川玲子

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