セーフウエークラシック
宮里藍が会心のラウンドで、次戦のメジャーに挑む!
好調をキープし、次戦のメジャー制覇を狙う宮里藍 セーフウエークラシック(2013)(最終日) 写真・Getty Images
「やっとです。初日以来の5アンダーです」
5バーディ、ノーボギーで18ホールを回りきった後の宮里藍は、笑顔であふれていた。
「ショットも良くてグリーンは2回しか外していない。内容はよかった。2番でバーディが来たけれど、3番でティショットを左に曲げてしまい、木の根っこから出すだけ。3打目も155ヤードを6番ユーティリティで乗せただけだったけれど、6メートルのパーパットが入ってくれて、あれで勢いに乗れたと思う」
と、序盤のピンチを乗りきったことが大きな要因となった。3番以外はほぼノーミスで
「14番で1メートルが入らず、15番も4メートルのバーディパットが外れている。あの二つが入っていれば120点満点だったのに。昨日もおとといも、ゴルフの内容は悪くない。これくらいのスコアが出てもよかった」
生命線であるパッティングもこの日はしっかりと決まり、フラストレーションを溜めずに心身ともに充実した1週間を送った宮里。今後の予定は、今回優勝を果たしたスーザン・ペテルセンのチャリティイベントに出場したのち、今季からメジャーに昇格したエビアンマスターズに挑戦。同大会は宮里の米ツアー初優勝となった2009、13年と、2度制覇している相性のいい大会。
「どんな風にコースがなっているのか楽しみ。メジャーといえどもやることは同じ。今の調子をできるだけ維持してエビアンに入りたい」
と意気込みを語った。調子を上げてきた宮里の、今季初勝利なるか?