セーフウエークラシック
日本人勢は4人が予選通過! 各選手がバーディ合戦
2日目も2アンダーとし、上位に食い込んでいる宮里藍 セーフウエークラシック(2013)(2日目) 写真・Getty Images
米国女子ツアー・セーフウエークラシック(8月29日~9月1日、米国オレゴン州・コロンビアエッジウォーターCC、パー72)2日目も、初日と同じくスコアを伸ばす選手が続出した。
初日首位に立ったポルナノン・ファトラムは、この日もスコアを6つ伸ばし、通算14アンダーでトップをキープ。1打差の2位に63の好スコアをマークしたスーザン・ペテルセン、2打差の3位にサンドラ・ガル、3打差の4位にキャロライン・マッソンとドイツ勢が食い込んでいる。
日本勢は宮里藍がこの日二つスコアを伸ばして7アンダーとし、21位タイ。有村智恵は後半途中まで7アンダーと好調を維持していたが、4番でダブルボギーをたたくなど崩れ、トータル3アンダーの51位タイで2日目を終えている。
予選カットラインは2アンダーの66位タイ。宮里美香、上田桃子がぎりぎり通過を果たし、4人の日本人選手が決勝に進むこととなった。また、片平光紀は1オーバーで予選落ちを喫している。
日本人選手のコメント
宮里藍(6バーディ、4ボギー、トータル70、7アンダー 21位タイ)
「今日は朝からショットのタイミングが合っていなかったので。スタートから違和感があるなという感じでした。中盤にちょっと修正ができて、パットも入ってくれたので、流れができた。ショットはその流れにそってよくなったという感じでしたね。あと2日ですが、バーディは取れているので流れは悪くない。ショットのタイミングが悪くなったのを修正すれば、明日は大丈夫だと思います」
有村智恵(3バーディ、2ボギー、1ダブルボギー、トータル73、3アンダー 51位タイ)
「後半がもったいなかった。原因は全部パッティングです。本当に情けないようなミス。しっかり調整して、明日はしっかり決めていきたい。1メートルや50センチのパット、そんな感じです。それをミスしてしまうと攻めきれなくなる。昨日と同じミスを今日も、しかも3回もやってしまって。反省します」
上田桃子(1イーグル、2バーディ、3ボギー、1ダブルボギートータル73、2アンダー 66位タイ)
「(7番のイーグルは)ピンまで208ヤード、5番ウッドで打ったら本当に20センチくらい。タップインでした。けれど首をかばって打っているので、上半身と下半身のタイミングがなかなか合わなかった。」
宮里美香(4バーディ、3ボギー、トータル71、2アンダー 66位タイ)
「(最終9番のパットを決めれば予選通過)それは分かっていました(笑)。7番までイーブンパーで、上がり二つでとるしかないと思い、最後まであきらめないでやりました。フックラインでラッキーでした。久しぶりにしびれた感じでゴルフをして、その中で発揮できたのはすごくよかった。土日もプレーできてよかったです」
片平光紀(3バーディ、3ボギー、トータル72、1オーバー 予選カット)
「14番でピンを狙っていったらバンカーに入って目玉。また、それまではパットがなかなか入らなくて……。打ちたいところには打てていたんですけど。今日は狙ったところに打ってどっちにも切れた。迷ったまま打っていたのかもしれないです。我慢のゴルフでした」