RR ドネリーLPGAファウンダーズカップ

米国女子

“4代目”宮里藍も驚いた!タフな7人目の世界ナンバー1

「今のステーシーは自信に満ちあふれている」(宮里藍)
「今のステーシーは自信に満ちあふれている」(宮里藍)

リーダーズボード

「こんなに早く世界一になれるなんて、信じられない。ちょうど去年の半ばくらいから現実的な目標として世界ランク1位を考え始めました。まだ今年は4試合しか戦っていないのに1位になれるなんて。これからが本当に楽しみ!」

そう、先月28歳になったばかりの新世界ナンバー1のステーシー・ルイスは、歓喜の声を上げた。

RRドネリーLPGAファウンダーズカップ(3月14~17日、米国アリゾナ州・ワイルドファイアGC)最終日、最終組でその強さを目の当たりにした宮里藍は、

「今のステーシーは自信に満ちあふれている」

と語っている。

大会3日目に、ルイスはキャディの不注意からラウンド終了後に2打罰を受けた。それにより、首位の宮里との差が4打に広がった。

「あの罰打で、私の中でスーパーモチベーションが起きた。キャディのためにもどうしても勝ちたかった」(ルイス) 

スーパーモチベーションの彼女の姿を垣間見た宮里が、続ける。

「(2罰打を受けた後、練習グリーンで)落ち込むキャディに、『はい、次々』と手をたたいて声を掛けていた。済んだことと乗り越えて、しっかりと前に進んでいるなと感じました」

ルイスは幼少のころから背骨が湾曲する脊柱側彎症という難病と闘ってきた。一日18時間もコルセットを体に巻きつける生活の中で、ゴルフを続けてきたことから精神的な強さはきているのだろうか。高校3年のときに受けた手術で、彼女の背骨には5本のメタルが埋め込まれている。

「手術を受けたのはたったの10年前。背中にメタルが入っている人がどうやってゴルフができるのか、どうして私が今ここでプレーできているのか分からない。でもそんな私が世界一になった。言葉にならないほどうれしい」

ルイス時代はどこまで続くのか。小さな女王の誕生に、米国は歓喜の渦に包まれている。

文・武川玲子 写真・村上航、Getty Images データ・宮井善一
週刊パーゴルフ(4月9日号)掲載

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