ウェグマンズLPGA選手権

米国女子

【コラム】メジャー連覇・朴仁妃の知られざる過去

スイングコーチ、ナム氏の存在が朴仁妃の支えになった ウェグマンズLPGA選手権(2013)(最終日) 写真・鈴木祥
スイングコーチ、ナム氏の存在が朴仁妃の支えになった ウェグマンズLPGA選手権(2013)(最終日) 写真・鈴木祥
 朴仁妃(パク・インビ)(韓国)が世界ランキング1位の強さを見せつけ、ウェグマンズLPGA選手権でメジャー2連覇を達成した。韓国勢の強さは勢いを増すばかりだが、この1年の朴の急成長ぶりは突出している。

 過去52週間でメジャー2勝を含む6勝、トップテン入りは12回。獲得した賞金は330万ドル(約3億3000万円)で、彼女の7年に及ぶプロ生活の半分以上をこの1年間で稼いだことになる。

 24歳のパクは、現在ツアー7年目。08年に全米女子オープンで初優勝を挙げてから、実はちょっとしたスランプに陥っていた。「メジャーで勝ってしまったばっかりに、周囲の期待が大きくて。なかなか2勝目が挙げられず、悩む日々が続いた」という。

 そんな朴を救ったのはスイングコーチ、ナム氏の存在。今ではパクの婚約者だ。

「ツアーにいてもずっと寂しかった。それが彼と一緒にトラベルをするようになって、すごく安定した」

 12歳で渡米した朴だが、当時からとてもシャイな女の子だった。そのころは英語も話せず、「優勝スピーチをしたくないから」という理由で2位になることを望んだと振り返る。

 英語が話せるようになっても、なかなか米ツアーになじめなかった朴を救ったのがナム氏だったというわけだ。毎週一緒にツアーを転戦し、コース外ではナム氏と手をつないで歩く姿が何度も目撃されてきた。

 今季のメジャー2戦を連覇した朴には、「年間グランドスラム」の期待もかかる。日本人勢も支える人の存在が、メジャー制覇のカギになるのかもしれない。

文・武川玲子

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