マニュライフファイナンシャルLPGAクラシック

米国女子

【コラム】ハイレベルの戦いに苦悩した日本勢

ツアー2勝目を飾った朴喜暎 写真・Getty Images
ツアー2勝目を飾った朴喜暎 写真・Getty Images
 カナダオンタリオ州ウォータールーのグレイシロGC(パー71)で開催された、マニュライフフィナンシャルLPGAクラシック。ツアー6年目、26歳の朴喜暎(パク・ヒヨン、韓国)が、プレーオフ3ホール目でアンジェラ・スタンフォード(米国)を下し、ツアー通算2勝目を挙げた。

 最終組でプレーしたパクとスタンフォード。ともにLPGAツアー史上最少記録の27アンダーに1打及ばなかったが、通算26アンダーという好スコアで最終ラウンドを終了した。ちなみに27アンダーとは、2001年にアニカ・ソレンスタムがパー72のムーンバレーCC(米国アリゾナ州)で59をマークした際に出された記録だ。

 今回のコースはカナダ東部、ナイアガラの滝からほど近いトロント郊外にある市営のゴルフ場。パー71とはいえ6336ヤードと、米女子ツアーの中では比較的短い距離だ。また、林間コースではなく、フェアウエーは広くてハザードでセパレートされている。ただ、昨年の優勝スコアは16アンダー。今年、これだけスコアが伸びたのは、開幕直前に大雨が降りグリーンが軟らかく止まるコンディションだったからだろう。最終日の平均スコアは67.5、4日間を通しても69.3だった。

 日本勢は有村智恵、宮里美香らを含む5人が出場したが、カットラインも3アンダーとなり、上田桃子を除いて4人が予選落ちとなった。通算イーブンパーで3打およばなかった有村は、「米女子ツアーの選手は、ちょっとグリーンが止まるとすごくスコアを伸ばしてくる。みんな飛ぶので、パー5でも2打で届く。日本の選手も最近はみんな飛ぶようになってきているけど、こちらの選手のほうが全体的に飛ぶし、みんなスピン量があってよくボールが止まる」と分析した。

 その有村は「このままでは戦えない」と、スイング改造に踏みきった。宮里美香は「本当にパッティングに苦しんでいる。ラインは読めているのに、距離感。それだけだと思う」と、グリーン上での苦戦が続いている。
ハイスコアの戦いに苦しんだ今大会の日本勢だったが、では戦えないのかというと答えはノーだ。今大会は欠場した宮里藍だが、徹底したショートゲームで自分のゴルフを確立し、米ツアー通算9 勝を挙げている。そろって予選落ちの憂き目にあった日本勢の奮起に期待したい。

文・武川玲子

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