ザ・ノーザントラスト
「良いときの70%」 ノーボギーラウンドで松山英樹が感じた“ギャップ”
まだ良いときの7割だと話す松山 ザ・ノーザントラスト(2020)(3日目) 写真・Getty Images
<ザ・ノーザントラスト 3日目◇22日◇TPCボストン(米マサチューセッツ州)◇7308ヤード・パー71>
プレーオフシリーズ初戦の「ザ・ノーザントラスト」第3ラウンド。トータル3アンダー・58位タイと薄氷の予選通過を果たした松山英樹が、この日はボギーフリーの「65」をマーク。トータル9アンダー・22位タイへと順位を上げて最終日を迎える。
6バーディ・ノーボギーのラウンドに「最近の中では一番いいゴルフができた」と振り返った。「100点に近い」と評したが、“今の状態だったら”という前置きがつく。
今シーズンは2月の「ジェネシス招待」で5位タイ、「WGC-メキシコ選手権」で6位タイ、中止となった「ザ・プレーヤーズ選手権」では単独首位発進を決めるなど勢いを見せていたが、ツアー再開後はトップ10はなし。今月の「全米プロゴルフ選手権」では、ショットに苦戦するシーンも見られ22位タイで終了した。
この日の好プレーにも、「今の状態が良いときの60、70%くらいでしかないと思う。それを100%と感じているのは、よほど悪かったんだなという感じはある」と振り返る。まだ最高潮の状態とは言えないが、徐々に手応えを感じているからこその感覚だ。
「少しずつ自信を持ってプレーしないといけないところで、昨日までよりは少し余裕がでてきた。それを続けていけるようにしたい」と、求める状態に向けて少しずつ明るい兆しが見えてきた。
記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)
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