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“日本一曲げない男”が世界にアピール! 稲森佑貴は欧州の人気者とのラウンドに「ちょっとアウェイを感じた」

日本の技を見せた稲森佑貴 全英オープン(2019)(3日目)  写真・村上航
日本の技を見せた稲森佑貴 全英オープン(2019)(3日目) 写真・村上航
<全英オープン 3日目◇20日◇ロイヤルポートラッシュGC(北アイルランド)◇7344ヤード・パー71>

日本勢の決勝進出者2人に名を連ねた、昨年の「日本オープン」王者・稲森佑貴は、3日目もしぶといゴルフでリンクスコースに対応。「コースに鍛えられている」と、日々成長を感じながらのラウンドを続けている。

「きょうは出たり入ったりの一日だったけれど、1アンダーで終わることができて良かった。アンダーパーで回れたし、(自己評価は)90点。たらればを言えばもう少し伸ばせたかもしれないけど」。ムービングデーの18ホールを終え、トータルイーブンパー・43位タイとした稲森は満足そうにこう答えた。

初の全英オープンで2日間のラウンドをこなし臨んだ3日目だったが、「決勝ラウンドになるとコースの雰囲気が、ひと味違った。ちょっと緊張した」。新たな局面に突入したことを肌で感じた。それもあってか、3番ウッドで放った1番のティショットはひっかけ、フェアウェイ外へ。ここで1つスコアを落としたが、「早めにボギーが来たと思ったら気が楽になった」と気持ちを切り替えた。

続く2番パー5でバーディを奪い、ボギーを帳消しにすると11、17番では10m弱のロングパットを沈め、ギャラリーからの大歓声を浴びた。「(歓声は)メジャーならではという感じ。決めがいがありますね」。このあたりではもう、決勝ラウンドの雰囲気を楽しめるようになっていた。

それでも、リンクス特有の気まぐれな風の攻略には、まだ至っていない。「風がランダムに吹いていて、毎日違う。さっきまでフォローでも、打った瞬間アゲンストになったり。前後の風が読みにくい」。会場に入ってから一貫してカギに挙げているティショットで、きょうもきっちりと78.57%と高いフェアウェイキープ率を誇ったが、「ブッシュに飛んだらボギー」というイメージもあり、1つも気を抜ける場所はない。「残り1日、分かってはいるけどティショットに気をつけたい」。あえて口にし、肝に銘じた。

ツーサムで回る決勝ラウンドで、この日は欧州ツアー4勝のマット・ウォレス(イングランド)と回った。「すごくアグレッシブにプレーをしていた。世界の技を見ながら、勉強もかねてラウンドしようと思っていた」と、すべてを成長の糧にしようとしている。ウォレスは欧州屈指の人気選手とあって、2人のラウンドは注目組として世界にネット配信もされた。「どう伝わったんですかね?ずっとカメラがいるから、同じ国の人は追いかけますよね。ちょっとアウェイは感じました」と笑ったが、しっかりとしぶといゴルフを見せた。

残すはあと1日。ティショットの精度に加え、「ロングパットがショート目だったので、しっかり強めに打ちたい。思っているよりも1.5倍くらいの強さがちょうどいいのかな」と明日も強気のパッティングでスコアを伸ばす構え。「楽しんでやりたい」。最終日も大きな歓声を背に、メジャーでの戦いを締めくくりたい。(文・間宮輝憲)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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