オリンピック男子ゴルフ
金メダル争いは白熱! 池田勇太は初のアンダーパー
ジャスティン・ローズ リオ五輪ゴルフ競技男子(2016)(3日目) 写真・村上航
リオ五輪ゴルフ競技男子(8月11日~14日、ブラジル・オリンピックゴルフコース、7128ヤード、パー71)
残すところあと1日となったリオ五輪男子ゴルフ。3日目は大きくスコアが動く展開となった。
単独首位からスタートしたマーカス・フレーザー(豪州)がスコアを一つ落として通算9アンダー、3位に後退する中、この日6アンダーをマークして通算12アンダーまで伸ばしたジャスティン・ローズ(イングランド)がトップに立った。
ローズと1打差のヘンリク・ステンソン(スウェーデン)が単独2位。4つスコアを伸ばしたバッバ・ワトソン(米国)、デビッド・リングマース(スウェーデン)、エミリアノ・グリオ(アルゼンチン)が通算6アンダー、4位タイに並ぶ。通算5アンダー、7位タイにマット・クーチャー(米国)ら5人がつけ、銅メダル争いは混戦になりそうだ。
日本代表の池田勇太がスコアを二つ伸ばして通算1アンダー、26位タイに浮上。片山晋呉は大きくスコアを落とし、通算13オーバー、59位。一人棄権したため、最下位からの最終日スタートとなる。
112年ぶりのメダル争いに向けて気合いを込めるトッププレーヤーたち。ステンソンが「一番しか見ていない」と断言すれば、「銀メダルだったらなんて質問を今はしないでくれ」とローズ。火花散る激闘がリオで実現する。