オリンピック男子ゴルフ
金メダル争いは混戦! 池田が伸ばして37位浮上
マーカス・フレーザー リオ五輪ゴルフ競技男子(2016)(2日目) 写真・村上航
リオ五輪ゴルフ競技男子(8月11日~14日、ブラジル・オリンピックゴルフコース、7128ヤード、パー71)
リオ五輪の男子大会第2ラウンドが行われ、初日飛び出した豪州のマーカス・フレーザーがスコアを二つ伸ばして通算10アンダー。単独首位の座を守った。
1打差の通算9アンダー、2位にベルギーのトーマス・ピータース。全英オープンを制したヘンリク・ステンソン(スウェーデン)が通算8アンダーの3位。フランスのグレゴリー・ボアディー、ジャスティン・ローズ(イングランド)が通算6アンダーの4位タイにつける。
通算5アンダーに4人。同4アンダーに5人と上位陣は混戦模様となってきた。バッバ・ワトソン(米国)が通算2アンダー、18位タイ。セルジオ・ガルシア(スペイン)はマスターズ覇者のダニー・ウィレットらとともに通算1アンダー、22位タイ。リッキー・ファウラー(米国)は通算4オーバー、50位と浮上できずに2日目を終えた。
日本代表の二人は明暗を分けた。ともに3オーバーからスタートしたが、池田勇太は二つスコアを伸ばして通算1オーバー、37位タイ。片山晋呉はこの日も苦しいラウンドで通算7オーバー、58位に沈んだ。
予選カットのない4日間大会。ビッグスコアを並べれば逆転メダルの可能性が残されている。3日目に猛チャージをかけるのは誰になるのか。