全英オープン

米国男子

耐えに耐えた市原弘大、予選突破に男泣き

池田勇太 全英オープン(2016)(2日目) 写真・村上航
池田勇太 全英オープン(2016)(2日目) 写真・村上航

リーダーズボード

全英オープン(7月14~17日、英国・ロイヤルトゥルーンGC、7190ヤード、パー71)

 海外メジャー第3戦の全英オープン、日本勢は8人が出場したが、2年連続5回目の出場の池田勇太と、4年ぶり2度目の出場の市原弘大の二人が予選を突破した。

 3アンダーの12位タイから出た池田は、ノーバーディ、3ボギーの74とスコアを3つ落とし、順位も27位タイに後退したが、11年大会以来2度目の予選通過に胸をなで下ろした。

「天候が天候だったので、耐えるゴルフが必要だと思っていた。1番(パー4)からチャンスについても入れられないという感じが続いた。ただ、バーディパットは入らなかったが、微妙なパーパットが入っているので、そこまで悪くない。ティショットが少しぶれたが、明日に向けて修正したい」

 前日3アンダーを出した勢いを取り戻して上位進出を伺う。

市原弘大 全英オープン(2016)(2日目) 写真・村上航
市原弘大 全英オープン(2016)(2日目) 写真・村上航 【拡大】
 一方、市原は風雨の強い午後のスタート。2アンダー22位タイから出たが3バーディ、9ボギーの77。スコア的には大きく崩したが、耐えに耐えて67位タイで予選通過。2度目の出場で初の決勝進出を果たした。

 出だしからパーオンできないホールが続いて5ホールで4つスコアを落としたが、6番(パー5)でチップインバーディとして息を吹き返す。しかし、風雨が激しくなった8番から再び5ホールで4つスコアを落とす。カットラインの4オーバーを超える5オーバーまで後退したが、ここから粘りを発揮。13番で8メートル、14番で5メートルのバーディパットを沈めて圏内に入ったが、14番でボギーと、再び当落線上へ。17番(パー3)でティショットを大きく左に曲げてしまい、2・5メートルのパーパットが残ったが、しぶとく決める。18番(パー4)はパーオンに成功。1・5メートルのパーパットを沈めて、市原には珍しくガッツポーズが飛び出した。その直後には目頭を押さえるシーンもあり、予選通過の喜びを表した。

「こんなにうれしいことはないです。最後のパットは考えても仕方がないので、ラインだけを決めてしっかり打つことだけを考えました。こんな強風はこれまで1、2回ぐらいしかやったことがありません。次のショット、次のショットとひたすら一生懸命やりました。まだ2日ありますし、一番下なので、少しでも順位を上げていい4日間にしたい」

 記者団の前でもこの日のゴルフを回想して涙を流すシーンもあった。うれし涙は人生で初めてというが、苦しい1日を耐えて乗り越えたご褒美、残り2日間が待っている。

文・小高拓

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