全英オープン
松山英樹初のメジャー連続予選落ち、池田勇太と市原弘大が決勝ラウンド進出
フィル・ミケルソン 全英オープン(2016)(2日目) 写真・村上航
全英オープン(7月14~17日、英国・ロイヤルトゥルーンGC、7190ヤード、パー71)
海外メジャー第3戦・全英オープンの第2ラウンドは、強い風雨や穏やかな風とめまぐるしく天気が変わる中で行われた。第1ラウンドを単独首位で出たフィル・ミケルソンは、8時25分にティオフし、4バーディ、2ボギーの69、2アンダーで回り、通算10アンダーで2位に1打差の単独首位を守った。
1打差の2位には、この日のベストスコアとなる7バーディ、1ボギーの65、6アンダーをマークしたヘンリク・ステンソンがつけ、3打差の3位タイにはソレン・キルドセンとキーガン・ブラッドリーが並んだ。
日本人勢で予選を通過したのは二人。12位タイから出た池田勇太が74で回り、通算イーブンパーの27位タイ。22位タイから出た市原弘大は77とスコアを落としたが、予選カットラインギリギリの通算4オーバー、67位タイで決勝ラウンド行きの切符をつかんだ。
第1ラウンド75位タイと出遅れた松山英樹は、風雨が最も激しい午後にスタートし、1バーディ、8ボギーの78とスコアを落として111位タイで予選落ちとなった。4年連続4度目の出場で、全英オープン初の予選落ち。今季は全米オープンに続く予選落ちで、自身初のメジャー連続予選落ちとなった。
その他の日本人勢だが、第1ラウンドを12位タイと好発進を見せた今平周吾は80をたたき、89位タイで予選落ち。宮里優作は111位タイ、谷原秀人は122位タイ、塚田陽亮は130位タイ、小平智は138位タイで、それぞれ予選ラウンドで姿を消した。