全英オープン
日本人勢は8人出場 全英オープン本日開幕!
松山英樹 全英オープン(2016)(事前情報) 写真・村上航
全英オープン(7月14~17日、英国・ロイヤルトゥルーンGC、7190ヤード、パー71)
海外メジャー第3戦の全英オープンが現地時間14日に開幕する。今年の舞台は2004年以来、12年ぶりとなるロイヤルトゥルーンGCオールドコース。スコットランドの西海岸に展開し、全英オープン開催コースの中で、もっとも海に近いといわれる、ザ・リンクスコースである。
メジャー初制覇の期待のかかる松山英樹は、前週の金曜日に当地入りして、土曜日からコースチェックを開始。大会前日に18ホール回ったのを合わせて、合計3ラウンド以上を消化して明日の第一ラウンドを迎える。
「真っすぐ打って、グリーンに乗せる。それが攻略法です」
リンクスの特徴でもある強い風、そして、地面の固さを考慮してランの出る距離を計算して狙ったところに打つ。これがフェアウエーキープやパーオンを狙う重要な様さだ。初出場の2013年に6位タイに入った松山は、パーオン率1位をマークするなど、対応する力を持っている。6月に入ってから2試合連続予選落ちを喫するなど結果が出ていなかったが。前戦のWGC-ブリヂストン招待では最終日に1カ月半ぶりにアンダーパーをマークするなど、調子は上向きだ。
松山の他、日本からは、日本ツアーで2週連続優勝を遂げている谷原秀人(8年ぶり5回目)、全米オープンで23位に入った宮里優作(2年ぶり2回目)、今季賞金ランキング3位につける池田勇太(2年連続5回目)、昨年の日本オープン覇者、小平智(3年ぶり2回目)、予選落ちした4年前のリベンジを狙う市原弘大(4年ぶり2回目)、そして、塚田陽亮、今平周吾の二人の初出場選手と、合計8人が出場する。