全米プロゴルフ選手権

米国男子

松山英樹、メジャー-制覇に「何か考えないといけない」

悲願のメジャー制覇へ向けて課題を見つけた松山英樹 全米プロゴルフ選手権(2015)(最終日) 写真・佐々木啓
悲願のメジャー制覇へ向けて課題を見つけた松山英樹 全米プロゴルフ選手権(2015)(最終日) 写真・佐々木啓
全米プロゴルフ選手権(8月13日~16日、米国ウィスコンシン州・ウィスリングストレイツ、7501ヤード、パー72)

 今季の海外メジャーすべてが終了。期待の松山英樹は、最終日にスコアを二つ落として最終戦を通算3アンダー、37位タイで終えた。

 前日は15番で痛恨のトリプルボギーをたたいて上位争いから脱落したが、この日も前半から苦しい展開が続いた。2番パー5でティショットをバンカーに入れると、そこからミス。ボギーが先行した。続く3番、4番でもボギー。5番でバーディを奪い返したが、この日も鬼門が待っていた。8番でロストボール。結局このホールをダブルボギーとして、後半の2アンダーむなしく、トップテンを逃した。

「昨日のトリプルボギーを引きずっている感じはありました。ベストのゴルフをすることだけ考えていましたが、なかなかうまくいきませんでした」

 後半に立て直したのはさすがだが、メジャー制覇への挑戦が今年はこれで終戦。悔しさがにじんだ。

「自分はまだ、メジャーだからといって攻め方を変えられません。普通のレギュラーツアーと同じでいっています。でも、それでうまくいかないので、何か考えないといけかもしれません。メジャーで4戦予選通過しましたが、目指しているのはそこではありません。トップと差があるところからの最終日スタートで、優勝争いができていません。メジャーでも戦えるように経験していかないといけません」

 松山は次週のレギュラーツアー最終戦のウィンダム選手権に出場。その後はフェデックスカップのプレーオフシリーズに進む。
来季の米ツアー挑戦に向けて収穫の多い一週間となった岩田寛 全米プロゴルフ選手権(2015)(最終日) 写真・佐々木啓
来季の米ツアー挑戦に向けて収穫の多い一週間となった岩田寛 全米プロゴルフ選手権(2015)(最終日) 写真・佐々木啓 【拡大】
 2日目にメジャー最少ストロークの63を記録して、現地でも知名度が上がっている岩田寛は、初めてメジャー大会で4日間を完走。この日はスコアを一つ伸ばして通算7アンダー、21位タイフィニッシュ。収穫の多い1週間となった。

「スコアは伸ばしましたが、順位は落ちていますからね。もうちょっとできたんじゃないかなと思います。やっぱり初日かな……。入り方というか。全力でいかないと予選通過しないし。それでもつかんだものはありますし、感じるものはありました。一度日本に帰って(PGAツアーと下部ツアーの)入れ替え戦に臨みます」

 9月10日から始まる入れ替え戦から、来季の米ツアー出場を目指す。

 27歳のジェイソン・デイと22歳のジョーダン・スピースの一騎打ちとなり、デイのメジャー初制覇に終わった全米プロ。単独2位のスピースがワールドランキング1位に立ち、20代の躍進が著しい世界ツアー。日本からも松山に続く若手が出てくることを期待したい。

文・高桑均
改めて海外メジャーの難しさを痛感した小田孔明 全米プロゴルフ選手権(2015)(最終日) 写真・佐々木啓
改めて海外メジャーの難しさを痛感した小田孔明 全米プロゴルフ選手権(2015)(最終日) 写真・佐々木啓 【拡大】
小田孔明(3バーディ、5ボギー、1ダブルボギー、76、通算6オーバー、72位タイ)
「今日はティショットがよくなかったですね。フェアウエーに行かないと難しい。やっぱりこっちは難しいですね。4日間やらないと賞金も出ないのでそれはよかったです。実は今回頑張れば欧州ツアーのシードも取れるかなと思っていたんです。ツアーの登録はしていたんです。今回出てみて終わったのは、やっぱり悔しいです。松山とか寛が頑張っているのを見たら……ね。あとは日本で賞金王を目指して、来年もこういう大会に戻ってきたいです」

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