全米プロゴルフ選手権

米国男子

松山英樹は痛恨のトリで優勝争いが遠のく

痛恨のトリプルボギーで後退した松山英樹 全米プロゴルフ選手権(2015)(3日目) 写真・佐々木啓
痛恨のトリプルボギーで後退した松山英樹 全米プロゴルフ選手権(2015)(3日目) 写真・佐々木啓
全米プロゴルフ選手権(8月13日~16日、米国ウィスコンシン州・ウィスリングストレイツ、7501ヤード、パー72)

 第2ラウンドが終了した段階で15位タイ、通算4アンダーから上位を追った松山英樹だったが、スコアを伸ばして迎えた15番パー4で大きな落とし穴が待っていた。

フェアウエーからのセカンドをグリーン左手前のバンカーに入れた。約30ヤードと距離のあるバンカーショット。アゴも近く高く上げたい状況で、まさかの“ホームラン”。奥のラフまで飛んでしまい、左足下がりの難しい4打目はまたしてもグリーンを転がり出る。そこから寄せきれず2パット。5オン、2パットのトリプルボギー。一気にスコアを落とした。

「バンカーのライはよかったですが、寄せたい意識が強かったです。そのあとのアプローチが難しかったです」

 14番終了時点で首位と4打差の通算8アンダーまで伸ばしていた。そこまでは4バーディ、ノーボギーと追い上げムード。無念のトリプルボギーで一気にスコアを落とした松山。続く16番パー5はバーディを取り返したが、17番パー3では3パットのボギー。結局スコアを一つ伸ばすにとどまり、通算5アンダーの24位タイ。首位とは10打差で最終日を迎える。

「15番のボードを見て、5打差くらいかなと。16番で(バーディを)取って、9か10アンダーで回れればチャンスはあるかなと思っていました。もったいなかったです。上に行くためには、昨日の(岩田)寛さんくらい出せばなくもないけど、なかなかそういうスコアは難しい。できるだけいいスコアで回って、ベストテンだったらうれしいかなと思います」
二つスコアを伸ばして17位タイに踏みとどまった岩田寛 全米プロゴルフ選手権(2015)(3日目) 写真・佐々木啓
二つスコアを伸ばして17位タイに踏みとどまった岩田寛 全米プロゴルフ選手権(2015)(3日目) 写真・佐々木啓 【拡大】
 松山と同じく通算4アンダーでスタートした岩田寛。昨日のメジャー最少ストローク63には遠く及ばないが、70にまとめて通算6アンダー、17位タイでフィニッシュした。昨日の歴史的な1日を振り返り。

「昨日の時点ではそんなに取り上げられるようなことをしたと思っていなくて……。興味がないないなんていってしまったんですけど、興味出てきました。日本ツアーだったらコースレコードでこんなに騒がれないのでうれしいですね。ギャラリーからも声をかけられました」

 一晩明けてようやくことの重大さを認識。それでも今日は今日。気持ちを入れ替えて望んだが、調子が上がらない中で、課題のガマンのゴルフを展開。4バーディ、2ボギーでスコアを二つ伸ばし、上位に踏みとどまった。

「あれだけティショットが曲がってアンダーパーで回れたので、もっと安定させたいです。ごまかしながらやっていました。明日は(ランキングとか)先のことは考えずに。一打一打やっていきます」
72と伸ばせず64位タイで3日目を終えた小田孔明 全米プロゴルフ選手権(2015)(3日目) 写真・佐々木啓
72と伸ばせず64位タイで3日目を終えた小田孔明 全米プロゴルフ選手権(2015)(3日目) 写真・佐々木啓 【拡大】
 早朝に第2ラウンドの残りが終了して70位タイとギリギリで予選を通過した小田孔明。バーディのあとにボギーが来る展開で波に乗れず4バーディ、4ボギー、通算2オーバーで64位タイ。最終日の巻き返しに期待がかかる。

「チップインもあったりといろいろありましたが、波に乗れませんでした。まぁ、3日目、最終日に進めて幸せです。昨日とは逆の風で苦労しました。明日は67を目標にアンダーパーで回りたいです」

 3人出場の日本勢3人が予選通過して戦う決勝ラウンド。国内ツアーがお休みの今、明るい話題で締めくくってほしい。

文・高桑均

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