WGC-ブリヂストンインビテーショナル

米国男子

松山英樹と小田孔明は明暗分けて最終日へ

来週のメジャーに向けて「いい形で終わりたい」と巻き返しを誓った松山英樹 WGC-ブリヂストンインビテーショナル(2015)(3日目) 写真・佐々木啓
来週のメジャーに向けて「いい形で終わりたい」と巻き返しを誓った松山英樹 WGC-ブリヂストンインビテーショナル(2015)(3日目) 写真・佐々木啓
WGC-ブリヂストンインビテーショナル(8月6日~9日、米国オハイオ州・ファイアーストーンCCサウスC、7400ヤード、パー70)

 松山英樹と小田孔明の二人は明暗を分けた。ともにスコアを落とした2日目から一夜明け、上位浮上へのラウンドが始まった3日目。松山は2バーディ、5ボギーの73、スコアを4つ落として通算7オーバー、58位タイに後退した。

 1番スタートの松山は、バーディの計算がたつ2番のパー5でいきなりつまずいた。ティショットを左に曲げて隣のホールのラフに落とすと、セカンドはフェアウエーまで戻せず、そこからグリーン左のラフ。奥のピン位置に対してアプローチはオーバーして奥のカラー。そこから2パットでボギーと出鼻をくじかれ、その後も厳しいラウンドとなった。

「今のショットの状態では戦えないレベルだと思います。これだけ悪いとイメージを変えないといけませんね」

 4番でもティショットを曲げて惜しいパーパットを外してボギー。8番ではバンカーから寄らずボギー。折り返した10番でようやくこの日初バーディを奪ったが、13番、15番でもボギー。最終18番こそバーディで締めたものの、不満のラウンド。それでも最終日に向けて前を向いた。

「昨日も終わりかけがよくて、でも今日スタートしてみたら悪くて……。11番から17番まで全部惜しいパットでした。悪くないし、蹴られたりして入らないのは仕方ないです。明日入ってくれればいいかなと思います。後半はミスの許容範囲が狭まってきましたが、来週のメジャーに向けて、明日はいい形で終わりたいです」

 来週のメジャー制覇に向けて大事な最終日。松山の猛チャージに期待したい。
粘りのゴルフで45位タイに浮上した小田孔明 WGC-ブリヂストンインビテーショナル(2015)(3日目) 写真・佐々木啓
粘りのゴルフで45位タイに浮上した小田孔明 WGC-ブリヂストンインビテーショナル(2015)(3日目) 写真・佐々木啓 【拡大】
 一方の小田は、序盤から波に乗った。1番でセカンドをグリーン手前のラフに落とすも3メートルのパーパットを沈めた。前日苦しんだパッティングに自信を取り戻した小田は、続く2番のパー5では、セカンドを花道に置くと、そこから3メートルに乗せて、これを沈めてバーディ。5番のパー3ではグリーン左に外すも約8メートルのアプローチを直接沈めるチップインバーディ。6番、7番を連続ボギーとしたが、8番ですぐさまバーディ。後半も18番の惜しいボギーはあったものの、1バーディ、1ボギーにまとめて、この日は4バーディ、3ボギーの1アンダー、通算4オーバーまで戻して45位タイに順位を上げた。

「めちゃくちゃ粘りましたよ。ああいうゴルフをしないといけないね。世界のトッププレーヤーはみんなそうだから」

 初日こそ2アンダーの6位につけたが昨日はショートゲームが機能せずに7オーバー。波に乗ればバーディを量産する小田だが、耐えるゴルフでスコアメークしたこの日のラウンドには満足顔だ。

「難しく考えても仕方ないじゃないですか。日本から出場してぼろぼろになってしまう人もいますが、難しくてもそれは仕方ない。あまり考えすぎないほうがいい。明日はとにかくアンダーパーで終わりたいですね。少しでも(ワールドランキングの)順位を上げたいですし」

 昨年の日本ツアー賞金王もここまで調子が上がらずにきている。WGC(世界ゴルフ選手権)、そして来週の全米プロゴルフ選手権で結果を残して、再び勢いを取り戻す構えだ。

文・高桑均

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