バーバゾル選手権
石川遼は20位タイで決勝R進出! 今田竜二は1打及ばず予選落ち
後半の3連続バーディで巻き返し、20位タイで予選通過を果たした石川遼 バーバゾル選手権(2015)(2日目) 写真・Getty Images
バーバゾル選手権(7月16日~19日、米国アラバマ州・RTJトレイル・グランドナショナル、7302ヤード、パー71)
現地時間17日に行われた大会2日目。石川遼は69で回り、通算5アンダーの20位タイで予選を突破。一方の今田竜二は72と一つスコアを落とし、通算イーブンパーの81位タイで1打及ばず予選落ちとなった。首位はマーク・ヘンズビー(オーストラリア)と金 珉輝(韓国)の通算9アンダー。
3アンダーの13位タイから出た石川遼は、インスタートの10番で2メートルを沈めてバーディ発進。しかし、13番で3メートル、15番5メートル、16番の2.3メートルのチャンスを決めきれず、スコアを伸ばせないまま迎えた17番パー3。ティショットをグリーン奥のラフへ入れ、アプローチで1.5メートルに乗せたものの、これを外してボギーとして前半をイーブンで折り返した。
後半は1番で1.5メートルを沈めてバーディが先行したが、続く2番パー4でティショットを左に曲げると4オン1パットのボギー。さらに3番パー4でもティショットを左に曲げて連続ボギー。このまま後退するかと思われたが、5番で4メートルを沈めると流れが変わり、6番で6.5メートルを沈め、7番ではチップインバーディと3連続バーディで巻き返し、5バーディ、3ボギーの69でホールアウト。通算5アンダーの20位タイで決勝ラウンドへ進んだ。
一方、1アンダーの47位タイからの今田竜二は、インスタートの前半を1バーディ、1ボギーのイーブンで折り返すと、1番で3パットのボギー。さらに4番パー4ではティショットを左の林に打ち込んでボギーにすると、カットラインの1アンダーに残り5ホールで2バーディが必要というピンチを迎えた。しかし、この日は最後までパットに苦しみ、5番から8番までの2~4.5メートルのチャンスをことごとく外し、最終9番をバーディで締めくくったものの、2バーディ、3ボギーの72。通算イーブンパーで1打及ばず予選落ちとなった。
25位タイからスタートしたマーク・ヘンズビーが7バーディ、ノーボギーの64をマークして、通算9アンダーの首位タイに浮上。同じく金 珉輝も66で回って、通算9アンダーの首位タイに並んだ。初日首位に立ったサム・ソンダースは70で回って、スコアを一つ伸ばして通算8アンダーとしたものの、3位タイに後退した。