全英オープン

米国男子

松山英樹、4ホール消化に12時間要するも優勝戦線浮上

2日間かけた第2ラウンドを10位タイ終え、首位に4打差で決勝ラウンドへ進んだ松山英樹 全英オープン(2015)(2日目) 写真・写真・村上航
2日間かけた第2ラウンドを10位タイ終え、首位に4打差で決勝ラウンドへ進んだ松山英樹 全英オープン(2015)(2日目) 写真・写真・村上航

リーダーズボード

全英オープン(7月16日~19日、英国スコットランド・セントアンドリュースGCオールドC、7297ヤード、パー72)
 
 日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの残りは、定刻通り朝7時に再開。しかし、7時32分には強風のため再度中断。10時間28分後に再開した。

 前日、14番までに8バーディ、2ボギーと6つ伸ばしていた松山英樹は、再開した15番をパーで終えたところで長時間の中断入り。再開後の残り3ホールもすべてパーで、2日またぎの第2ラウンドは8バーディ、2ボギーの66。首位と4打差の通算6アンダー10位タイで決勝ラウンドに駒を進めた。

 4ホールを終えるのに12時間と長い1日を終えた松山は、開口一番「眠いです」。昨日、日没までプレーをして22時過ぎにコースを後にすると、宿舎に戻ってから3時間の睡眠で再開に備えた。プレー始まって32分で中断となって以降は、再開の正確な情報が流されなかった。午前11時に“プレー再開は3時以降になる見通し。午後2時に再度アナウンスをする”とアナウンスされた。そして14時に “16時再開の見通し”、15時に“17時……”、16時に“17時30分……”と続き、16時30分に“18時……”が発表され、ようやく17時に“18時再開”が決まった。再開されると思いきやさらに順延、順延と続いた。

「スタートの時点の風でプレーしていたので、途中でやると思ってゴルフ場で待機していました。12時過ぎに宿舎に戻りましたが、30分寝てという感じでした。もっと情報が早かったら帰って寝たかったですね」

 睡眠不足の体、緊張感を保ったまま10時間以上待機をしいられた。16時過ぎにコースに現れて練習を開始したが、再開がずれ込み、再びコース内で待機するなど、普段通りのスタート前の練習とはいかなかった。

「体調的なのか、なんなのかわからないのですが、昨日ほどショットがよくなかったです。18番であんなに引っかけているようではダメですよね。明日から2日間あるのでしっかり修正してやりたいです」

 前日までのショットの感触と変わってしまった。18番はフォローの風が吹いて1オンのチャンスもあったが、隣の1番ホールのティグランド付近まで転がり、バーディ奪取とは行かなかった。それでも「素直にうれしい」というスコア66は、自身のメジャーでのベストスコアタイであり、全英オープンにおけるセントアンドリュース・オールドコースの日本人のベストスコア(68)を更新した。

この日はイレギュラーな自体にショットがぶれてしまったが、第1ラウンド苦しんだパッティングは、「いろいろ変えている打ちに合ってきた」と好転して猛チャージに成功した。残り2日、ショットとパットがかみ合えば、悲願のメジャー制覇も近づく。

文・小高拓

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