トラベラーズ選手権
石川遼「最低限のプレーはできた」
2アンダーは最低限のスコアだったという石川遼 トラベラーズ選手権(2015)(1日目) 写真・Getty Images
トラベラーズ選手権(6月25日~28日、米国コネティカット州・TPCリバーハイランズ、6841ヤード、パー70)
昨年優勝した日本ツアーのセガサミーカップの欠場を決め、今季のシード確保のため、米ツアーに専念している石川遼。上位に入れば全英オープン出場権を獲得できる今大会の初日を4バーディ、2ボギーの68で回り、2アンダーの51位タイでスタートした。
「バーディがずっと取れないという展開でボギー先行。バーディが取れてもまたボギーがきてという感じで、流れはよくなかったけど、最低限のプレーができました」
前半を1バーディ、1ボギーのイーブンで終え、後半は13番でティショットを池に入れてボギーが先行。
「自分的にはいいショットで真っすぐの球が狙いより10メートルぐらい右に行った。かなり狭いホールなので、攻める場合はハイリスクかなとは思ってはいました。内側に一回跳ねて池に入ったけど、そんなに悪いショットじゃなかったです」
続く14番で15メートルの長いバーディパットを決めて流れを変えた。
「ティショットを曲げて、セカンドはかなりいいショットだったんですが、ずっとパッティングのタッチが合ってなかったけど、あのロングパットは自信もって打てました」
全米オープン予選会の前日に思い立ち、リズム感のいいスイングに改造中。
「ここ最近は、ティショットでトラブルを招いて簡単にボギーを打つことが多く、そこが課題だった。昔(2008年ごろ)とまったく同じスイングに戻すことではなく、昔のように体重移動を多く使ったスイング、そこに近づこうかなという感じです。(今日のスイングの)リズムは自分の気持ちいいリズムで打てています」
明日はバーディを増やし、上位を狙っていく。
「今日はパッティングのタッチが弱かったり強かったりと、なかなかラインに乗ってくれなかった。それが合ってくれば明日はスコア伸ばせそうかなと思います」