クラウンプラザインビテーショナル・アット・コロニアル
石川遼「初日の首位スタートから気合いが空回り」
最終日も71とスコアを伸ばせず、43位タイで大会を終えた石川遼 クラウンプラザインビテーショナル・アット・コロニアル(2015)(最終日) 写真・Getty Images
クラウンプラザインビテーショナル・アット・コロニアル(5月21日~24日、米国テキサス州・コロニアルCC、7204ヤード、パー70)
30位タイから上位を目指した石川遼。1番でバーディが先行したが、4番から3連続ボギー、8番、9番も連続ボギーとして前半を4オーバーでハーフターン。後半は10番、11番の連続バーディで波に乗り、4バーディ、1ボギーと3つ伸ばし、トータル71でホールアウト。通算2アンダーの43位タイで大会を終えた。
「アイアンがよくなかった一週間でした。今日は1番からいい感じでしたが、序盤にちょっと短いパットを外したところで集中力を保つのが難しくなった。後半に入ってしっかり切り替えられ、立て直せたのでよかったです」
1番バーディのあと2番で1.7メートルのバーディパットを外してからリズムが変わり、4番からは3連続ボギーで8番、9番も連続ボギー。
「2番は読み間違い。完全にフックに見えたのが右にいった。3番もかなりいいパットをして、5番のパーパット、6番、7番のバーディパット、8番のパーパットもそうで、ラインに乗っていて最後外れるっていうのが続いた。バックナインはパッティングもよかったので、前半9ホールがもったいなかった」
後半は10番、11番の連続バーディで流れをつかみ、4バーディを奪った。
「10番は、絶対に入れてやるっていう気持ちで無理矢理ラインに乗せた感覚。今日は途中でカップが逃げてくみたいな感じがあったので、3日目までよりもちょっと強めに打った。ラインに負けないようにって無理やり打った感じ。あれが入る入らないとで、だいぶ違いがあったと思います」
初日、自身初の首位タイでスタートして最終的には43位タイに終わった。
「初日のスタートで、すごく気合が入ってたんですけど 、空回りして(笑)。ここまで落ちちゃったんで不完全燃焼のところがある。ザ・プレーヤーズ(8位タイ)のように一試合を燃え尽きて終わる。そういう位置でやらないと、精神面での体力がついてこない。今週はチャンスだったのですごく悔しいけど、次もチャンスが絶対にくると信じて練習に励み、また挑戦したいです」