ザ・ホンダクラシック
石川遼、池3発で18位タイに後退
ティショットが曲がり、池に3発入れて18位タイに後退した石川遼 ザ・ホンダクラシック(2015)(3日目) 写真・村上航
ザ・ホンダクラシック(2月26日~3月1日、米国フロリダ州・PGAナショナルチャンピオンC、7158ヤード、パー70)
現地時間3月1日の日曜日、米男子ツアーのザ・ホンダクラシックは、前日のサスペンデッドとなった第3ラウンドを午前10時から再開。強い風が吹く中、10位タイで予選を通過した石川遼は、10時20分から1番からスタート。4バーディ、2ボギー、2ダブルボギーの72と2つスコアを落として、通算1オーバー、首位と10打差の18位タイに後退した。
第3ラウンドはティショットに安定感を欠いた。1番(パー4)のティショットを左に曲げて池に入れてボギー。6番(パー4)でもティショットを左に曲げて池に入れてダブルボギー。13番(パー4)ではティショットを右に曲げて池に入れてダブルボギーとティショットのミス3発でスコアを落とした。第2ラウンドはティショットを曲げても大きなミスにならなかったが、第3ラウンドはスコアに直結してしまった。
ただ、2打目以降のショットとパッティングは好調をキープしている。2番(パー4)は3メートルにつけたバーディパットを沈め、5番(パー3)は2.5メートル、8番(パー4)は4.5メートル、18番(パー5)は4メートルと、それぞれチャンスをものにして4つのバーディを奪った。
強風の中、全体的にスコアは伸び悩んでいる。ティショットが復調して第2ラウンドのようなゴルフができれば上位進出の可能性もある。
首位は通算9アンダーのイアン・ポールター(英国)。通算6アンダーのパドレグ・ハリントン(アイルランド)とパトリック・リードが3打差の2位に並んでいる。
第4ラウンドは、組み替えなしで現地時間15時50分からスタートする。
文・小高拓