第143回全英オープンゴルフ THE OPEN CHAMPIONSHIP 2014 2014.7.14-7.20 / Royal Liverpool

全英オープン

米国男子

小田孔明 この経験を全米プロに生かしたい

メジャーで初めて4日間戦い、得たものが多かった小田孔明 全英オープン(2014)(最終日) 写真・村上航
メジャーで初めて4日間戦い、得たものが多かった小田孔明 全英オープン(2014)(最終日) 写真・村上航
全英オープン(7月17~20日、英国・ロイヤルリバプールGC、7312ヤード、パー72)

 全英オープン最終ラウンドが行われ、通算4オーバー、63位タイでスタートした小田孔明が怒涛のチャージを見せた。3番(パー4)こそ、2打目を右のOBに打ち込みトリプルボギーとしたが、その他のホールはショットがキレキレ。8つのバーディを奪って、この日67。通算1アンダーの39位タイでメジャー初の4日間を終えた。
 
 前日の雨が小田に味方した。

「フェアウエーが少し柔らかくなったぶん、球を押し込め、ターフが取れるようになってアイアンショットのラインが出るようになりました。あとはトレーナーが針を打ってくれたり、一生懸命ケアをしてくれたおかげで右腰や足の痛みが和らいだので、普段通りのスイングができました」

 5センチの針を右腰にさすなど、普段より20分ほど長いケアで最終日に挑んだ。2番(パー4)で2メートルにつけてバーディを奪った直後の3番(パー4)でトリプルボギーをたたいたが、

「アイアンがキレていたので、今日のスコアをイーブンに戻して、インで伸ばそうと考えていました」

 と冷静だった。5番(パー5)は2メートル、6番(パー3)は4メートル、7番(パー4)は3メートル、そして8番(パー4)はチップインと、4連続バーディ。後半に入ってもショットのキレは衰えずに3つバーディを奪った。

「順位的にも上にいくしかないし、ピンしか見ていなかった。4日目だし、グリーンも慣れてきました。満足のいく1日でした」

 メジャーで初めて4日間を戦い、学んだことも多かった。

「ボギーボギーとくると弱気になる自分がいましたが、ダブルボギーでもトリプルボギーを打っても、自分のショットを信じてバーディを取るのが自分のゴルフだと思いました。そのゴルフを4日間続けることが大切。次のメジャー、全米プロではその経験をいかしたいです」

 上位で戦う選手のプレーをみて、リスクを冒してもバーディを狙い、ミスをしてもパーをセーブするゴルフスタイルに驚いた。優勝するためには、そのスタイルが求められることも分かったが、

「今日はそれができましたが、まだ予選をしっかり通ることが大切。もっと経験してそういうのも考えていきたい」

 世界で戦うトップ選手のゴルフを知ったことは、小田の今後のゴルフに大きな糧となることは間違いない。

文・小高拓

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