U.S OPEN Championship 2014 全米オープン

全米オープン

米国男子

名匠ドナルド・ロス設計の思想を形に改造が施されたパインハースト No.2

 パインハーストリゾート&CCは、1907年にオープンした、アメリカを代表するチャンピオンシップコースだ。設計は名匠ドナルド・ロス。その後ロスは、約半世紀にわたりコースを改修し続けた。そして今回の大会に向けて、コースは改造を決意。亡きロスの設計思想を引き継ぎ、大幅な改修を行ったのは、テキサス州のゴルフデザイン会社・クーア&クレンショー社だ。そのクーア氏に話を聞いてみた。

「既存のコースを生かしたコース改修というのが、私たちのモットーです。パインハーストNo.2を手掛けたドナルド・ロス氏が逝去された年に私は2歳だったので、彼と直接話したことはありません。でも、コースから提供された資料や写真を見て、彼の考えや設計哲学をパートナーのベン・クレンショー(1984、1995年マスターズ王者)とともに、私たちチームは探究しました。それによってパインハーストNo.2は1930年代~1960年代終わりまで、とても高い評価を得ており、個性の強いコースだと分かったのです。だから、今回、フェアウエーを広くし、もともとあった砂地を生かすなど、より自然を生かしたコースにしたのです」
数多くのコース改修を手がけるクーア氏。今回のパインハーストの改修に自信をのぞかせた
数多くのコース改修を手がけるクーア氏。今回のパインハーストの改修に自信をのぞかせた 【拡大】
 例年、全米&全米女子オープンは狭いフェアウエーに長いラフ、そして硬いグリーンが特徴だが、今年はどうなのだろうか。クーア氏は続ける。

「2005年大会とは劇的にコースが変わりました。2014年大会はフェアウエーが広くなり、粘っこく太いラフがないので、例年以上にアグレッシブなプレーが展開されるでしょう。グリーンはUSGAのセッティングによりますが、多分、速くなると思いますよ」

 広いフェアウエーに、ラフが少ない全米&全米女子オープン。過去、私たちが観たことのない、新たなナショナルオープンを目にすることになる。男子の攻め、女子の攻め、2週続けてじっくり見極めたい。

写真・宮本卓

このトーナメントの事前情報

このトーナメントのニュース

関連ニュース

関連フォトギャラリー

おすすめのコラム

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

トーナメントプロ公式サイト・ブログ