ウィンダム選手権

米国男子

【コラム】P・リードが夫婦二人三脚でつかんだ勝利

小柄な妻、ジャスティンさんの支えで初優勝を遂げたP・リード ウィンダム選手権(2013)(最終日) 写真・Getty Images
小柄な妻、ジャスティンさんの支えで初優勝を遂げたP・リード ウィンダム選手権(2013)(最終日) 写真・Getty Images
 松山英樹と石川遼、ともに21歳の動向ばかりに注目が集まった今季PGAツアーレギュラーシーズン最終戦のウィンダム選手権(米国ノースカロライナ州・セッジフィールドCC)だが、優勝したのは23歳になったばかりのパトリック・リード(米国)だった。20歳のジョーダン・スピース(米国)をプレーオフ2ホール目で下しツアー初勝利を果たし、米国も若手の台頭に大いに盛り上がった。

 テキサス州サンアントニオ出身のリードは、一昨年にオーガスタ州立大を卒業してプロ転向、昨年はマンデー予選会からPGAツアーに12試合出場した。12月の最終予選会を22位で通過し迎えた今季のルーキーシーズン、あっというまにツアー勝者へと上り詰めた。
優勝を決め、キャディで妻のジャスティンさんと抱き合うP・リード ウィンダム選手権(2013)(最終日) 写真・Getty Images
優勝を決め、キャディで妻のジャスティンさんと抱き合うP・リード ウィンダム選手権(2013)(最終日) 写真・Getty Images 【拡大】
 さて、リードの特筆すべきことはキャディが妻のジャスティンさんであること。昨年4月、テキサス州での試合で一度試しにバッグを担いで以来、続けている。昨年12月に予選会で合格を果たした直後に正式に結婚した。身長180センチで90キロと大きなリードに対してジャスティンさんは155センチ、きっと体重は半分くらいしかないだろう。それでももとはサッカーと水泳の選手というアスリート。さらに大学では看護と医療サービスを専攻し、現在は看護師の資格も持つ。

 ときにはグリーン上でラインも読むジャスティンさんは妻でキャディ、しかもメンタルコーチ、良き友人、そして健康管理もしてくれるのだからこれほど完璧なパートナーはいないだろう。「僕たちはお互いに最大限、尊重しあっているんだ」とリードはいう。「彼女はすばらしいアスリートで勝負人だ。だから彼女のいうことはすべて信じる。僕のゴルフスイングを僕よりもよく分かっている」とリード。PGAツアーで妻がキャディを務めて勝ったのは実に17年ぶり。優勝してもパートナーシップをやめる予定はないという。まさに二人で勝ち取った勝利だった。

文・武川玲子

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